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について

『イスラームにおける女性とジェンダー――近代論争の歴史的根源』〈増補版〉

刊行
著者等
ライラ?アハメド(著), 林正雄, 岡真理, 本合陽, 熊谷滋子, 森野和弥, 竹村和朗(訳), 後藤絵美(解説)
出版社
法政大学出版局

内容の紹介

本書は、ライラ?アハメド(Leila Ahmed)のWomen and Gender in Islam(1992)の邦訳書(2000年刊行)の増補版である。2021年に原著が再版され、米国のイスラーム研究者Kecia Aliによる序文が加わった。本書ではその翻訳と日本語による新たな解説を追加し、一部の表記や表現、索引の改訂を行った。

解説者のコメント

後藤絵美(アジア?アフリカ言語文化研究所/助教)

イスラーム圏のジェンダー研究の古典的著作である本書の原著を私が読んだのは、1990年代末、ムスリム女性のヴェールに関する卒業論文に取り組んでいた時でした。それから四半世紀を経た今、本書を読み返し、この間に変わったこと、変わりゆくこと、変わらないこと、それぞれについて思いを巡らせながら「解説」を書きました。本書を以前読んだことがある方も、まだ読んでいない方も、ぜひ一度繙いてみてください。


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