ASCセミナー

2019年

第47回ASCセミナー「Land and Youth Migration in Africa: The Case of Two Districts from the Highlands of Ethiopia」テショメ?イマナ博士(現代アフリカ地域研究センター?客員教授/アディスアベバ大学社会科学部社会人類学科?准教授)

日時 2019年12月19日(木)17:40~19:10
場所 東京外国語大学 研究講義棟104教室
講師 テショメ?イマナ博士(現代アフリカ地域研究センター?客員教授/アディスアベバ大学社会科学部社会人類学科?准教授)
テーマ Land and Youth Migration in Africa: The Case of Two Districts from the Highlands of Ethiopia
要約 第47回ASCセミナーは、当センターで招へい中のテショメ?イマナ博士にエチオピア高地の都市郊外地域の状況について報告いただきました。アディスアベバ近郊の2つの地域でのフィールドワークを踏まえて、多数の若者を移民として排出する背景に何があるかを解き明かす報告でした。土地不足下で起こ...

個別ページへ

第46回ASCセミナー「Land Administrative Reform and Commercial Agriculture in Ghana」コジョ?セバスチャン?アマノール教授(現代アフリカ地域研究センター?客員教授/ガーナ大学アフリカ研究所?教授)

日時 2019年12月12日(木) 17:40~19:10
場所 東京外国語大学 研究講義棟104教室
講師 コジョ?セバスチャン?アマノール教授(現代アフリカ地域研究センター?客員教授/ガーナ大学アフリカ研究所?教授)
テーマ Land Administrative Reform and Commercial Agriculture in Ghana
要約 第46回ASCセミナーは、当センターで現在招聘しているコジョ?セバスチャン?アマノール教授を講師に迎えました。アマノール教授は、ガーナ農村社会の事例を出しながら、同国の土地管理改革について議論されました。また、移民の定住における農地分配や、近年増加している農業の商業化が、土地取引...

個別ページへ

第45回ASCセミナー「アフリカ?コンゴ盆地におけるブッシュミートとエボラの問題?食文化と森林?野生生物保全との観点から議論する」西原智昭博士(WCS国際野生生物保全協会?自然環境保全研究員)

日時 2019年12月5日(木) 17:40~19:10
場所 東京外国語大学 研究講義棟104教室
講師 西原 智昭 博士(WCS国際野生生物保全協会?自然環境保全研究員)
テーマ アフリカ?コンゴ盆地におけるブッシュミートとエボラの問題?食文化と森林?野生生物保全との観点から議論する
要約 第45回のASCセミナーでは、長年、コンゴ共和国を拠点に自然保護の研究と実践に従事する西原博士が、現地におけるブッシュミート(野生動物の肉)食への考察を通じて、食文化について議論されました。さらに、「エボラ?ウイルスは野生動物を介して広がる」という仮説に基づき、ブッシュミート食と...

個別ページへ

第44回ASCセミナー「Regional Integration in Southern Africa Development Community: Assessing Mozambique's Geostrategic Location Opportunities」パウロ?マテウス?アントニオ?ウアシェ教授(国際関係高等研究所<モザンビーク>?学術ディレクター兼教授)

日時 2019年12月2日(月) 16:00~17:30
場所 東京外国語大学 研究講義棟322教室
講師 パウロ?マテウス?アントニオ?ウアシェ教授 (国際関係高等研究所<モザンビーク>?学術ディレクター兼教授)
テーマ Regional Integration in Southern Africa Development Community: Assessing Mozambique's Geostrategic Location Opportunities
要約 現代アフリカ地域研究センターでは、日本アフリカ学会関東支部、アフリカンウィークス2019との共催で第44回ASCセミナーを開催しました。 今回は、外務省に招へいされ訪日中であるモザンビークの研究者、パウロ?マテウス?アントニオ?ウアシェ教授を講師としてお招きしました。セミナーでは...

個別ページへ

第43回ASCセミナー「アフリカを読み解く鍵~日本に何が出来るか~」岡村 善文 氏特命全権大使(アフリカ開発会議<TICAD>担当、国連安保理改革担当、人権担当兼国際平和貢献担当)、政府代表(平和と安定に関する国際協力担当)

日時 2019年11月12日(火) 16:00~17:30
場所 東京外国語大学 研究講義棟305教室
講師 岡村 善文 氏(特命全権大使(アフリカ開発会議<TICAD>担当、国連安保理改革担当、人権担当兼国際平和貢献担当)、政府代表(平和と安定に関する国際協力担当))
テーマ アフリカを読み解く鍵~日本に何が出来るか~
要約 本セミナーでは、岡村善文TICAD担当特命全権大使にお話しいただきました。岡村大使は、駐コートジボワール特命全権大使、アフリカ部長、国連次席大使など、アフリカに関する豊富なご経験をお持ちです。講演では、アフリカが直面する課題を大きく整理した後、紛争問題に焦点を絞り、日本の新たな政...

個別ページへ

第42回ASCセミナー「デジタルエコノミーが実現する包括的で持続可能なビジネスのイノベーションとは?―ウガンダの事例から考える―」井上 直美氏(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター?特別研究員)

日時 2019年10月31日(木) 17:40~19:10
場所 東京外国語大学 研究講義棟105教室
講師 井上 直美氏(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター?特別研究員)
テーマ デジタルエコノミーが実現する包括的で持続可能なビジネスのイノベーションとは?―ウガンダの事例から考える―
要約 第42回ASCセミナーでは、アフリカ学会関東支部との共催で、ルワンダのバイク?タクシーに関する研究発表が行われました。講師の井上直美氏は、同国の首都にみられるバイク?タクシーに関し、どのような団体?会社が組織され、ドライバーたちはどれほどの収入を手にし、そこにどのようなテクノロジ...

個別ページへ

第41回ASCセミナー「Gender Aspects of Agrarian Reform in Post Genocide Rwanda: Understanding the Benefits of Land Use Consolidation Program for Women Smallholder Farmers」フォーチュネ?バイセンゲ氏(プロテスタント人文?社会科学大学開発学部)

日時 2019年10月24日(木) 16:00~17:30
場所 東京外国語大学 研究講義棟 105教室
講師 フォーチュネ?バイセンゲ氏(プロテスタント人文?社会科学大学開発学部)
テーマ Gender Aspects of Agrarian Reform in Post Genocide Rwanda: Understanding the Benefits of Land Use Consolidation Program for Women Smallholder Farmers
要約 第41回となるASCセミナーでは、本学との交流も活発なルワンダのプロテスタント人文?社会科学大学(PIASS)から来日中の、フォーチュネ?バイセンゲ氏を講師としてお迎えしました。フォーチュネ氏は同学開発学部の学部長を務めていらっしゃいます。 セミナーでは、ルワンダ政府が、商品作物...

個別ページへ

第40回ASCセミナー「Death as the Giver of Prestige in Cameroon: An Ethno-analysis of Contemporary Funerary Rituals in Africa」リュック?メベンガ?タンバ教授(ヤウンデ第一大学教養文学人文科学部人類学科)

日時 2019年10月10日(木)15:40~19:10
場所 東京外国語大学 研究講義棟 111教室
講師 リュック?メベンガ?タンバ教授(ヤウンデ第一大学教養文学人文科学部人類学科)
テーマ Death as the Giver of Prestige in Cameroon: An Ethno-analysis of Contemporary Funerary Rituals in Africa
要約 10月10日、第40回となるASCセミナーが開催されました。今回のセミナーは、京都大学アフリカ地域研究資料センターとの合同セミナー(第12回TUFS-KUセミナー)との位置づけで、日本アフリカ学会関東支部との共催により開催されたものです。 講師のヤウンデ第一大学のリュック?メベン...

個別ページへ

第39回ASCセミナー「キベラスラムの日常から~ケニアの貧民街に学校を作る~」早川千晶氏(マゴソ?スクールを支える会)

日時 2019年10月2日
場所 東京外国語大学 研究講義棟113教室
講師 早川千晶氏(マゴソ?スクールを支える会)
テーマ キベラスラムの日常から~ケニアの貧民街に学校を作る~
要約 第39回のASCセミナーでは、「マゴソ?スクールを支える会」から早川千晶氏をお招きしました。早川氏は、ケニア最大の貧民街キベラスラムの「マゴソスクール」設立に携わり、これまで継続的な支援を行ってきました。 早川氏は、マゴソ?スクール設置までの道のりや、ここに通う少年?少女や近隣住...

個別ページへ

第38回ASCセミナー「南スーダン 国造りの課題と展望」岡田誠司駐南スーダン特命全権大使

日時 2019年7月4日(木)16:00~17:30
場所 東京外国語大学研究講義棟104教室
講師 岡田誠司駐南スーダン特命全権大使
テーマ 南スーダン 国造りの課題と展望
要約 2018年に和平合意締結に至った南スーダンの現状について、同国を取り巻く国際関係や日本の対南スーダン支援等を中心に解説されました。学生、実務家、研究者ら多くの観衆が集まり活発な質疑応答がなされました。...

個別ページへ

第37回ASCセミナー「PhD Students' Workshop "Political Regime and Societal Responses in Africa"」イアン?カルシガリラ氏、エマニュエル?ビンセント?ネルソン?カロン氏、マイシャ?ツンジネ氏(東京外国語大学平和構築?紛争予防コース)

日時 2019年6月28日(金) 17:40~19:10
場所 東京外国語大学研究講義棟322教室
講師 イアン?カルシガリラ氏、エマニュエル?ビンセント?ネルソン?カロン氏、マイシャ?ツンジネ氏(東京外国語大学平和構築?紛争予防コース)
テーマ PhD Students' Workshop "Political Regime and Societal Responses in Africa
要約 本セミナーでは、東京外国語大学平和構築?紛争予防(PCS)コースの博士後期課程の学生3名が、アフリカでおこなった現地調査を含む最近の研究成果を報告しました。 まずイアン?カルシガリラ氏の報告("Memory of War: Victimhood as a Regime Survi...

個別ページへ

第36回ASCセミナー「Employment and Empowerment in the Rural Central Ethiopian Context: How does women's income earning impact on their agency?」アイナレム?メゲルサ博士(京都大学?客員准教授/アディスアベバ大学?ジェンダー研究センター?センター長)、コメンテーター:児玉 由佳氏(アジア経済研究所?新領域研究センター?ジェンダー?社会開発研究グループ長)

日時 2019年6月13日(木)14:20 ~ 15:50
場所 東京外国語大学研究講義棟105教室
講師 アイナレム?メゲルサ博士(京都大学?客員准教授/アディスアベバ大学?ジェンダー研究センター?センター長)、コメンテーター:児玉由佳氏 (アジア経済研究所?新領域研究センター?ジェンダー?社会開発研究グループ長)
テーマ Employment and Empowerment in the Rural Central Ethiopian Context: How does women's income earning impact on their agency?
要約 36回目となる今回のASCセミナーは、京都大学との共同セミナー(11回目)として開催されました。一人目の登壇者であるアイナレム博士は、自身のフィールドワークに基づく量的データを活用し、農村部女性の労働形態を整理しながら、その特徴や問題点につき議論されました。次に登壇した児玉氏は、...

個別ページへ

第35回ASCセミナー「African religion compared to Western」ポール?ギフォード博士(ロンドン大学アジア?アフリカ研究学院?名誉教授)

日時 2019年6月7日(金) 17:40~19:10
場所 東京外国語大学研究講義棟322教室
講師 ポール?ギフォード博士(ロンドン大学アジア?アフリカ研究学院?名誉教授)
テーマ African religion compared to Western
要約 著名な宗教人類学者であるポール?ギフォード名誉教授がASCセミナーに登壇されました。ギフォード教授は、まずはアフリカに共通してみられる「伝統的宗教」の特徴を、セネガルの事例などを紹介しながら説明されました。また、欧米を中心とした近代科学の勃興に基づく認識の変化が、どのような影響...

個別ページへ

第34回ASCセミナー「岐路に立つアンゴラ」澤田洋典特命全権大使(駐アンゴラ日本国大使館)

日時 2019年5月29日(水)16:00~17:30
場所 東京外国語大学研究講義棟112教室
講師 澤田洋典特命全権大使(駐アンゴラ日本国大使館)
テーマ 岐路に立つアンゴラ
要約 本学多言語多文化共生センターと現代アフリカ地域研究センターの共催で開催された本講演では、一時帰国中の澤田洋典駐アンゴラ日本国大使が講師を務められました。澤田大使のASC登壇は2017年の第3回ASCに続き2度目となります。澤田大使は、冒頭アンゴラの概要について説明されました。ドス...

個別ページへ

第33回ASCセミナー「China Zambia Relations: What Went Wrong, When and Why?」ゴドフリー?ハンプワイエ博士(現代アフリカ地域研究センター?客員教授/ザンビア大学自然科学部地理?環境学科?上級講師)

日時 2019年4月25日(木)17:40~19:10
場所 東京外国語大学研究講義棟105教室
講師 ゴドフリー?ハンプワイエ博士(現代アフリカ地域研究センター?客員教授/ザンビア大学自然科学部地理?環境学科?上級講師)
テーマ China Zambia Relations: What Went Wrong, When and Why?
要約 本セミナーで、ゴドフリー博士は、ザンビアを含むアフリカ南部への国際的援助の変遷について、1960年代の独立期まで遡り解説されました。そのうえで、とくに中国がこれまで行ってきた援助?投資の特徴がどのようなもので、現地の人々にどのような影響を与えているか、多くの根拠を示しつつ議論され...

個別ページへ

第32回ASCセミナー「Boko haram insurgency in northern Cameroon and Nigeria」ウスマン?アダマ博士(マルア大学<カメルーン>/上級講師、国立民族学博物館/客員フェロー)

日時 2019年2月12日 17:40-19:10
場所 東京外国語大学 研究講義棟322教室
講師 ウスマン?アダマ博士(マルア大学<カメルーン>/上級講師、国立民族学博物館/客員フェロー)
テーマ Boko haram insurgency in northern Cameroon and Nigeria
要約 ナイジェリア北部等をおもな活動拠点とするボコ?ハラムについては、今日もなお国際社会の耳目を集め続けている。本セミナーにおいて、アダマ博士は、ボコ?ハラムのリーダーシップや人員の雇用等について解説し、事例としてナイジェリア?カメルーン国境における同組織の活動を取り上げ、そのダイナミ...

個別ページへ

第31回ASCセミナー「The Truth Behind Self-Assessed Financial Literacy and Retirement Planning」ベンジャミン?アモア博士(東京外国語大学/特別招へい講師、セントラル大学<ガーナ>/講師)

日時 2019年2月5日(火) 16:00~17:30
場所 東京外国語大学 研究講義棟105教室
講師 ベンジャミン?アモア博士(東京外国語大学/特別招へい講師、セントラル大学<ガーナ>/講師)
テーマ The Truth Behind Self-Assessed Financial Literacy and Retirement Planning
要約 ガーナをはじめ、多くの国で公的年金制度の運用や政府の負担額の増大が指摘されています。本セミナーではまず、制度維持のためには個人の金融リテラシーが重要である点に触れたのち、ガーナにおける個人の金融リテラシーの実態に関する調査結果が提示されました。結果から、個人の金融リテラシーの自己...

個別ページへ

第30回ASCセミナー「A system of knowledge in action: The Logical Process and Cognitive interpretation of Zulu divination」チャン?ヨンギュ博士(京都大学大学院アジア?アフリカ地域研究研究科/客員教授、韓国外国語大学アフリカ研究所/所長)

日時 2019年1月24日
場所 東京外国語大学 研究講義棟 104教室
講師 チャン?ヨンギュ博士 (京都大学大学院アジア?アフリカ地域研究研究科/客員教授、韓国外国語大学アフリカ研究所/所長)
テーマ A system of knowledge in action: The Logical Process and Cognitive interpretation of Zulu divination
要約 本セミナーの講師は、客員教授として京都大学に来訪中のチャン?ヨンギュ博士(韓国外国語大学)であり、冒頭、韓国のアフリカ研究の現状について簡単に説明があった。チャン博士は、宗教人類学における妖術研究の先行研究に言及しつつ、ズールーの人々の行う卜占がいかに論理的なものとなっているか分...

個別ページへ

第29回ASCセミナー「Negotiating power and agency in Ghana's Asian nexus」ナーボレ?サッキーフィオ博士(オハイオ州立マイアミ大学教養学部国際?異文化研究学科/助教授)

日時 2019年1月15日(火) 17:40~19:10
場所 東京外国語大学研究講義棟104教室
講師 ナーボレ?サッキーフィオ博士 (オハイオ州立マイアミ大学教養学部国際?異文化研究学科/助教授)
テーマ Negotiating power and agency in Ghana's Asian nexus
要約 本セミナーでは、ガーナと日本そして中国の経済関係に着目し、ガーナの持続可能な発展についての考察がなされました。報告ではまず、日本と中国の対ガーナ政策の比較をおこなうことで、ガーナの主体性確保の視点から考察が加えられました。また、ガーナの持続的な発展を考えるとき、統制のとれた官僚主...

個別ページへ

第28回ASCセミナー「New Development of Security Governance in Africa」山口正大(国際連合マリ多元統合安定化ミッション/DDR担当官)、今井ひなた(東京外国語大学大学院総合国際学研究科/博士後期課程)

日時 2019年1月9日(水)16:00~17:30
場所 東京外国語大学 研究講義棟 111教室
講師 山口正大(国際連合マリ多元統合安定化ミッション/DDR担当官)、今井ひなた(東京外国語大学大学院総合国際学研究科/博士後期課程)
テーマ New Development of Security Governance in Africa
要約 第28回ASCセミナーでは、国連マリ多元統合安定化ミッションでDDR担当官を務める山口正大氏と、本学大学院総合国際学研究科の博士後期課程に在籍する今井ひなた氏を講師としてお迎えしました。まず、山口氏のご発表(「UN Peacekeeping Operations in 'new'...

個別ページへ