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2024年4月10日

3名の留学生と Welcome Open Lunch

2024年春学期が始まり、学内も新入生を加えた生徒たちが増え賑やかです。 現代アフリカ地域研究センターでは、学生?教職員自由参加の月に1回(第一水曜日)にOpenLunchを行っていますが、学期が始まった今週?水曜日、新たににアフリカ各国から日本へ到着し、交換留学生として迎えられた3名と客員准教授として来日したグロリオズ博士のウェルカム?オープン?ランチを行いました。 アフリカ専攻の1年生の生徒達とも自己紹介し合う良い機会になりました。 既に交換留学生として滞在中のアフリカからの生徒たちも、各自ランチを持ち寄って参加してくれました。 今春に受け入れたのは、ザンビア大学からチャムシサ?ペギーさんとナンフクウェ?ムペルワさん2名、ヤウンデ第一大学(カメルーン)からクマトウォ?イェマタ?ヴェルジィアンヌさん1名です。 ヤウンデ第一大学とは2023年5月に協定を結び、今回本学として初めて交換留学生を受け入れることができました。 ペギーさんとムペルワさんは1学期間の滞在で2024年7月まで、ヴェルジィアンヌさんは2学期間の滞在で2025年2月まで本学に滞在予定です。 Iafp(大学の世界展開力強化事業)受入ページに、自己紹介文が掲載されますので、併せてご覧ください。当センターのHPにも順次記事でお知らせする予定です。
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3名の留学生と Welcome Open Lunch
2024年5月11日、12日

国連「放牧地と遊牧民の国際年2026年」に向けた国際セミナー?ワークショップ

宮本佳和特任研究員が、5月11日(土)と12日(日)に開催される「 国連「放牧地と遊牧民の国際年2026年」に向けた国際セミナー?ワークショップ 」に登壇します。 セミナーとワークショップは、会場、申し込み方法がそれぞれ異なりますのでご注意ください。 ◆日時:2024年5月11日(土)と12日(日) ◆場所:法政大学市ヶ谷キャンパス(セミナーのみハイブリッド開催) ◆参加方法:事前登録が必要です。登録方法はセミナーとワークショップで異なりますので下記ウェブページをご覧ください。 国際セミナー:https://ir.u-shizuoka-ken.ac.jp/climateafurica/2024/04/06/国際セミナー-国連「放牧地と遊牧民の国際年2026年/ 国際ワークショップ:https://ir.u-shizuoka-ken.ac.jp/climateafurica/2024/04/06/国際ワークショップ-国連放牧地と遊牧民の国際年2/ ◆参加締切:2024年5月3日(金) ◆使用言語:英語 ◆参加費:無料 ◆問い合わせ先:localizationtoafrica@gmail.com ◆概要:国連の「放牧地と遊牧民の国際年2026年」(UN IYRP 2026)に向けて、オックスフォード大学からアリエル?アハーン講師とトロイ?スタンバーグ主任研究員をお招きして、国際セミナーとそのサイドイベントとなる国際ワークショップを開催致します。 2022年3月に開催された国連総会において、2026年を「放牧地と遊牧民の国際年」とすることが全会一致で宣言され、日本政府もこれに向けた動きを支持してきました。同宣言は、地球の地表面積の半分以上は放牧地が占めており、かつ、急速な砂漠化に苦しんでいることを指摘しました。また、放牧地と遊牧民は、現在各地域で緊急の課題に直面しており、SDGsの達成のためには、持続可能な放牧地と遊牧の実現に向けた取り組みを急速に拡大する必要があることが承認されました。 日本では国連IYRP2026の認知度は低く、SDGs達成のために遊牧民と放牧地が果たす重要な役割も十分に認識されていません。同宣言では、遊牧は多様な生態系、文化、アイデンティティ、伝統的知識、自然と共存してきた歴史的経験と結びついた、ダイナミックで柔軟性に富んだ生業であると認められています。したがってIYRP2026年に向けて、放牧地と遊牧に関連する研究分野による学術的な対話を促進することが期待されています。 本セミナーとワークショップでは英国の内陸アジア研究者と日本のアフリカ研究者がそれぞれ報告を行い対話します。 *詳細は変更になる場合がありますので、随時上記ウェブページをご参照ください。
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国連「放牧地と遊牧民の国際年2026年」に向けた国際セミナー?ワークショップ
2024年4月19日(金)18:00~20:00(JST)

フランスとルワンダ----対アフリカ外交の蹉跌と転換(日仏文化講演シリーズ第383回)

当センター長の武内教授が日仏会館 (東京?恵比寿) にて、日仏文化講演シリーズ第383回『フランスとルワンダ----対アフリカ外交の蹉跌と転換』に登壇します。 学生は無料で聴講できますので奮ってご参加下さい。 フランスはアフリカの旧植民地諸国との間で、独立後も強い結びつきを維持してきました。時に「フランサフリック」といった言葉で表現される密接な関係は、近年様々な形で見直しを余儀なくされていますが、その端緒となったのは今からちょうど30年前にルワンダで起こった大量殺戮(ジェノサイド)でした。内戦とジェノサイドを経てルワンダに誕生し、今日まで継続する「ルワンダ愛国戦線」(RPF)政権との間で、フランスは緊張に満ちた、紆余曲折の外交関係を切り結んできました。講演では、フランスとルワンダとの関係を振り返り、それがフランスの対アフリカ外交に持った意味を検討します。 ◆演題:フランスとルワンダ----対アフリカ外交の蹉跌と転換 ◆講師:武内 進一氏(東京外国語大学?現代アフリカ地域研究センター) ◆司会:平野千果子(武蔵大学) ◆日時:2024年4月19日(金)18:00~20:00(JST) ◆場所:公益財団法人日仏会館ホール ◆使用言語:日本語 ◆参加費:一般1000円、日仏会館会員?学生 無料【当日はチケットを必ずご用意ください】 ◆定員:130名 ◆参加をご希望の方は、こちらより事前にお申し込みください。 ◆主催:(公財)日仏会館
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フランスとルワンダ----対アフリカ外交の蹉跌と転換(日仏文化講演シリーズ第383回)
2024年2月21日

第6回日本?南アフリカ大学フォーラム(SAJU6)開催決定

第6回南アフリカ日本大学フォーラム開催が決まりました。 ◆開催日:2024年8月27日?29日 ◆開催地:ステレンボッシュ大学、南アフリカ 詳しくは、以下のサイトからご覧ください。 【https://www0.sun.ac.za/japancentre/6th-south-africa-japan-university-forum-saju-6/】  Call for Papersがアナウンスされています。(締切り:2024年3月28日) ?日本?南アフリカ大学フォーラムとは? 目的:高等教育分野における南アフリカ共和国と日本の間の学術交流?協働の枠組み構築を目的とする。共同研究、学生?教員?研究者交流、学生の共同指導を含む日本と南アフリカの大学?研究者間の学術交流の促進(マッチング)を目指す。 経緯:2007年広島で第1回SAJUフォーラム開催、翌2008年にケープタウンで第2回が開催された。2017年7月に第3回が東京(国際交流館)にて開催された。2019年5月第4回がプレトリア大学にて、従前の学長会議形式に代わり学術セミナー形式で開催された。第5回は、第4回同様に研究発表を中心として「学術セミナー」形式で行われた。 2024年8月27日~29日にステレンボッシュ大学が主催する第6回SAJUフォーラムは、研究?イノベーションにおける複数の機関パートナー間の対話を強化?拡大することを目的としている。このフォーラムは、第5回SAJUフォーラムで発表された、協力関係の深化と拡大に向けたコミットメントを出発点としている。
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Africa Today今日のアフリカ

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2024/04/10/Wed

ルワンダのジェノサイド記念式典とコンゴ東部情勢

4月7日、ルワンダでジェノサイドから30年の記念式典が開催された。首都キガリの式典には、ビル?クリントン元米国大統領やニコラ?サルコジ元フランス大統領が出席した。サルヴァ?キール(南スーダン)、シリル?ラマポサ(南アフリカ)、アンドリー?ラジョエリナ(マダガスカル)、アビィ?アハメド(エチオピア)、モハメド?ウルド?ガズアニ(モーリタニア)などの現職のアフリカ元首や、UNESCOの事務局長、世界ユダヤ人会議(WJC)の代表も参加した。  記念式典では、特に2つの点が注目を集めた。第1に、カガメ大統領が1994年のルワンダ?ジェノサイドに際しての国際社会の失敗を強調したことである。これは例年のことでもあるが、特に今年は自分のイトコが殺害された経緯に触れ、その首謀者が現在もフランスで暮らしていると指摘した。この人物(Callixte Mbarushimana)は元UNDPの職員で、国際刑事裁判所から訴追されたが、証拠不十分で取り下げられた経緯がある。現在フランス検察から訴追されている。  第2に、フランスのマクロン大統領のビデオメッセージである。記念式典直前の4日、マクロンはX(旧ツイッター)に、「フランスは他の国々とともに1994年のジェノサイドを止めることができたかもしれなかったが、その意思がなかった」と投稿した。これは、2021年5月にルワンダを訪問した際よりも踏み込んだ内容で、評価の声がルワンダ側から上がった。しかし、ビデオメッセージでマクロンは、フランスの責任を認めた上で、「2021年の発言に付け加えることは全くない」と強調した。  記念式典を契機に、欧米など国際社会とルワンダとの間の認識のズレが生じているように思える。その背景にはコンゴ東部情勢がある。ルワンダのジェノサイドが人類史に記録されるべき、繰り返してはならない犯罪であることは自明である。一方、記念式典と同じタイミングで、コンゴ東部ではM23の攻勢が激化し、膨大な避難民を生んでいる。国連によれば、この攻勢にルワンダ軍が関与している(8日付ルモンド)。  最近ルワンダは自軍のコンゴでの活動を明示的に否定せず、その一方でFDLR(旧ハビャリマナ政権残党グループ)の存在を強調している。FDLRがいるので、コンゴ東部への軍事的進出はやむを得ないと言わんばかりである。この状況から、ガザに対するイスラエル軍の攻撃を想起するのは、私だけではないだろう。 (武内進一)

News & Activitiesお知らせ?活動記録

春学期が始まりました

2024年4月11日
Glorioseさんが受け持つ国際社会学部の専門科目?国際協力論1として「気候変動と開発 (Climate Change and Development)」 の授業が、2024年4月11日(木) 4限目 306教室にて始まりました。 テーマは、『気候変動と開発』です。昨今の異常気象やSDGsに関連する内容の授業のためか、たいへん多くの学生が興味を持って先生のクラスを履修します。
研究活動
春学期が始まりました

グロリオズ?ウムジラネンゲ准教授が着任されました

2024年4月3日
プロテスタント人文社会科学大学?ルワンダプロテスタント大学(ルワンダ共和国)でシニア講師を務めるグロリオズ?ウムジラネンゲ博士が2024年3月下旬に来日し、4月1日より外国人研究員(肩書:客員准教授)として着任されました。2024年7月末日までの4カ月と少しの間、日本に滞在されます。 グロリオズ准教授は春学期間、国際社会学部の専門科目?国際協力論1として「気候変動と開発 (Climate Change and Development)」をテーマにした授業をご担当いただきます。 また、ASCセミナーなど公開セミナーでもお話しいただく予定です。 滞在期間は短いですが、実りある日本滞在となるよう、私たちもサポートしてまいります。
お知らせ
グロリオズ?ウムジラネンゲ准教授が着任されました

安全情報冊子『学部生の安全なアフリカ留学に向けて』

2024年4月3日
東京外国語大学「大学の世界展開力強化事業(アフリカ)」では、学部生のアフリカ留学時の安全対策に役立つ経験や知識をまとめた安全情報冊子『学部生の安全なアフリカ留学に向けて』を作成しました。 こちらの冊子は、学部生のアフリカ留学に関わる東京外国語大学の教員を中心に、アフリカ留学時の安全対策に役立つ経験や知識を学内外に広く共有することを目的に作成されています。東京外国語大学「大学の世界展開力強化事業(アフリカ)」安全情報冊子のページよりご覧ください。 ぜひ、ご活用ください。 『学部生の安全なアフリカ留学に向けて』 2024年2月29日発行発行者:東京外国語大学「大学の世界展開力強化事業(アフリカ)」編著者:神代ちひろ執筆者:大石高典?小松謙一郎?坂井真紀子?椎野若菜?武内進一協力者:清水貴夫、東京外国語大学学生有志、春木宏介、三島伸之、山﨑瑛莉目次:1.はじめに2.東京外国語大学の渡航情報システム『ただいま海外留学中』について3.学生の経験したトラブル事例とそこからの教訓4.学生の経験した体調不良の傾向と対策5.性的なトラブル回避について6.引率型現地実習についての座談会7.おわりに8.海外安全お役立ちリンク集
お知らせ
安全情報冊子『学部生の安全なアフリカ留学に向けて』