国際日本専攻(総合国際学研究科 博士後期課程)

国際日本専攻では、国際的な視座から「日本」を研究するため、総合的な日本研究の視野を涵養しつつ、日本語研究、日本語教育研究、日本語文学?文化研究、日本歴史社会研究等の専門分野に応じた体系的な研究指導を行います。

昨今の国際情勢の中で、「世界の中の日本」を客観的に理解したうえで、世界に向け日本を発信することができる人材の育成が急務となっていることから、本専攻は、こうしたニーズに応える日本人?留学生を社会に送り出します。本専攻で授与される学位は博士(学術)です。

国際日本専攻には、1つのプログラムがあります。

  • 国際日本研究プログラム

国際日本研究プログラム

日本に関する分野の専門知識を備えると同時に、広く日本を俯瞰し、世界の中での日本を論じることのできる能力を身につけます。

[開講科目]日本言語論/日本語教育論/言語教育論/日本語文学?文化論/日本歴史社会論/日本政治経済論/Japan Studies 等

養成する人材像

  • 日本に関する分野の専門知識を備えると同時に、広く日本を俯瞰し、世界の中での日本を論じることのできる能力を身につけた人材。特に、留学生の場合は、研究遂行に必要な高度な日本語力と、日本社会への理解を備えた人材
  • 日本語研究、日本語教育研究、日本語文学?文化研究、日本歴史社会研究、日本政治経済研究などの分野についての深い専門知識を身につけた人材
  • 国内外の大学における研究者および当該分野の専門知識をもった高度職業人。海外の高等教育機関等で活躍する日本語教育者

2017年度博士論文

  • 初対面雑談会話における日本語母語話者及び非母語話者の話題導入と話題展開
  • 現代日本語の可能表現に関する研究― 一段動詞及びカ変動詞「来る」を中心に―
  • 通訳?翻訳プロセスモデルの検討―そのプロセスにおける明晰化ストラテジーを中心に―ベトナム語 - 日本語の通訳?翻訳の場合を事例として―
  • 親疎関係によるポライトネスの日中対照研究―ディスコースポライトネス理論の観点から―
  • Jesuits and the Problem of Slavery in Early Modern Japan
PAGE TOP