ベンヤミン メディア?芸術論集
- 刊行
- 著者等
- ヴァルター?ベンヤミン(著)、山口裕之(編訳)
- 出版社
- 河出書房新社
内容の紹介
20世紀前半のユダヤ系ドイツ人の思想家?批評家ベンヤミンのメディアと芸術をテーマとする論考?エッセイのアンソロジー。「写真小史」「技術的複製可能性の時代の芸術作品(第二稿)」「シュルレアリスム」「叙事的演劇とは何か」「ロシア映画芸術の状況について」「生産者としての執筆者」「経験と貧困」「エドゥアルト?フックス」等収録。
編訳者のコメント
山口裕之(大学院総合国際学研究院/教授)
2011年に同じく山口裕之編訳で河出文庫から刊行された『ベンヤミン?アンソロジー』の続編にあたるものです。メディア、芸術と並んでもう一つの重要なキーワードは「技術性」です。テーマに関わる論考を年代順に並べていますが、このように集められたテクストを読むことによってベンヤミンの思考が浮かび上がってくるという意味で、アンソロジーを編むということの意義をあらためて感じます。