東京外国語大学ソーシャルメディア利用ガイドライン

2020年6月30日
総合戦略会議 承認

1.ガイドラインの目的

ソーシャルメディア(Facebook、Twitter、LINE、Blog、Instagram、Zoom、動画共有サイト、電子掲示板等)は、コミュニケーションの主要なツールとして近年急速に普及し、誰でも、いつでも、どこからでも、手軽に利用することができます。

しかし、その一方で、軽率な投稿や不適切な発言など利用方法を誤ると発信者が意図しない問題を引き起こし、社会的に影響を与えるだけでなく、利用者本人が大きな損失を被ることがあります。

東京外国語大学では、本学のすべての構成員(学生?教職員)が、ソーシャルメディアを適切に利用し、効果的に安全に利用するためにガイドラインを策定しました。

ソーシャルメディアを学修上、業務上又は私的にかかわらず利用する際は、本ガイドラインの内容を理解し、責任ある行動をとってください。

2.利用ガイドライン

(1)法令遵守

日本の法令、東京外国語大学が定めた規則等を遵守してください。また、海外留学や海外研修、海外旅行などの海外渡航中においては、自らの置かれた状況に応じて、諸外国の法令や国際法も遵守してください。

(2)人権の尊重

基本的人権、肖像権、プライバシー権、著作権等に関して侵害することがないよう十分留意してください。個々の個性や多様性を尊重し、異なる意見や考え方、生き方について、お互いに認め合うことが重要です。

(3)守秘義務及び機密情報の取扱い

個人情報や授業、研究室等で知り得た守秘義務を要する情報、意思決定の過程にある未公開情報などの職務上知り得た機密性の高い情報は、発信することのないように十分注意してください。

(4)発信する情報の正確性

発信する情報は正確を期するとともに、その内容について誤解を招かないよう留意してください。発信した情報に誤りがあることが判明した場合は、速やかに訂正してください。

虚偽の情報や不確かな情報を発信することは、発信者と東京外国語大学の名誉と信頼を損なうことになります。

(5)自覚と責任

東京外国語大学の構成員としての自覚と責任を持ち、慎重に発信してください。大学名や発信者名の明示の有無にかかわらず、構成員が発信した情報は、本学に多大な影響を及ぼす可能性があることを十分認識してください。

(6)プライバシー保護

一度インターネット上に発信した情報は、第三者によって保存や転載され、完全に削除することができないことを十分認識してください。

写真や氏名等の個人情報?プライバシーに関する情報を登録?公開する際は、利用するサービスの内容等を十分検討したうえで行うようにしてください。

(7)倫理に反する行為

以下に掲げる言動や行為は厳に慎んでください。

  • 他者を侮蔑する表現、発言
  • 人種、思想、信条等について差別する発言、又は差別を助長させる行為
  • 違法もしくは不当な発言又はそれらの行為を煽るような発言
  • 閲覧者に損害を与えようとするサイト及びわいせつな内容を含むサイトに関する情報の発信
  • 故意にネットワーク上の善意の情報交換を妨げる情報の発信
  • その他、公序良俗に反する情報の発信
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