環境?エネルギーへの取組

カーボンニュートラルに向けて

【印刷用資料】カーボンニュートラルに向けて

目標

地球温暖化は世界的な環境問題として深刻化しており、中長期的な観点から継続的な取り組みが求められています。政府は「2050 年カーボンニュートラル」を目指すことを宣言し、2030年度の目標として2013年度比46%の温室効果ガスの削減及び50%削減に向けて挑戦を続けることを表明しました。

本学でも「教職員?学生と協働で地球温暖化対策を推進し、 大学が使う全ての電力について、2030年度までに自然エネルギー電力へ転換(生産又は調達)することを目指す 。」と宣言しています。

誰もが安心して豊かに暮らせる未来の実現に向け、以下の省エネ対策や環境負荷低減活動に教職員?学生が協力して取り組み、カーボンニュートラルの達成と持続可能な社会の構築に貢献していきたいと考えています。

省エネルギー?創エネルギー対策の取組内容

1.LED照明器具の導入

2030年度までに主要な施設のLED照明導入率を100%とすることを目指しており、計画的な整備を進めています。

  • 2021年度:本部管理棟?留?センター他 約3,400台
  • 2022年度:研究講義棟1~4階 約1,100台
  • 2023年度:研究講義棟5~8階 約1,150台     

府中キャンパスの約70%が整備完了しました。

2.?効率空調機等の導?による省エネ対策

老朽化と省エネ対策として、高効率空調機への更新を実施しています。

  • 2021年度:研究講義棟、AA研究所、保健管理センターの?部
  • 2022年度:留学??本語教育センター棟の?部
  • 2023年度:AA研究所及び留学生日本語教育センター棟の一部

3.太陽光発電設備の整備(詳細はこちら

2009年より太陽光発電設備の整備を進めており、2030年度までに約220kWの発電設備を整備することを目指しています。

4.エネルギーの見える化

大学公式HPで電力やガスの使用状況をグラフ化し、使用エネルギーの把握と省エネ意識の啓蒙に役立てています。

5.省エネルギー型機器の導入等

エネルギー消費の多いOA機器や家電機器等について、省エネルギー型への切り替えを進めています。

6.学生団体の活動“たふえね”による活動

2022年に発足した環境問題や省エネ?再エネに関する学生サークル「たふえね」は、自然エネルギー大学リーグへの参加、音楽団体との共演による啓発、教室の照明消灯を促すステッカー作成など、積極的に活動しています。

東京外国語大学太陽光発電設備の設置状況について

本学では、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、太陽光発電設備を活用した再生可能エネルギーの推進を行っています。2009年より太陽光発電設備の整備を進めており、2023年までに100kWの発電設備を各建物の屋上に設置しました。2024年には公益財団法人東京都環境公社の ?地産地消型再エネ増強プロジェクト助成金? を活用し、アゴラ?グローバルの屋上に40kWの発電設備を追加設置しました。

今後も2030年までに約220kWの発電設備を整備することを目指し(表1参照)、カーボンニュートラルの達成に向けた取り組みをさらに進めて参ります。

【設備の概要】

アゴラ?グローバル2階屋上に40kWの太陽光設備(太陽光モジュール111枚)を設置。下図の赤字囲み部分参照

設置場所:東京都府中市朝日町3-11-1

【導入目的?他の事業者の再エネ設備導入の参考になる情報】

本学のカーボンニュートラルに向けた目標の達成に向けた創エネの推進及び太陽光発電設備導入に伴うCO2排出量の削減

東京外国語大学太陽光発電設備の設置状況の図(地図と写真)
図1:東京外国語大学太陽光発電設備の設置状況
太陽光発電設備の設備状況と全体計画の図。2024年に設置されたアゴラ?グローバル2階屋上の発電電力は40kw

環境報告書

環境報告書 2024年度

● トップメッセージ
● 大学概要
● 環境パフォーマンス
  - 過去5年におけるエネルギー使用量
  - 過去5年における温室効果ガス排出量
  - 過去5年における水道使用量
  - 過去5年におけるコジェネレーションシステムによる発電及び排熱の回収
  - 過去3年における紙使用量
  - 過去3年における産業廃棄物排出量
  - グリーン購入の状況
● 環境配慮への取り組み
  - マイボトル用浄水給水機の増設について
  - エネルギーの見える化機能の追加
  - 照明器具による省エネルギー対策
  - 主電気室の変圧器更新(トップランナー)
  - 高効率空調機による省エネルギー対策
  - 太陽光発電設備による創エネルギーの取組

電気?ガス等使用量

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