「微重力思考」のすすめ?真の学問融合へのアプローチ
- 刊行
- 著者等
- 中山俊秀; 藤原武男
- 出版社
- 大修館書店
内容の紹介
本書は、中国体彩网手机版感染症対策をケーススタディに、異分野の専門家が専門の壁を越えた対話と解決策の共創を目指して重ねた実践に基づく対話法の提案です。専門性という「重力」から一時的に解放され、自由な発想と越境的対話を通じて新たな知を創造するアプローチを紹介します。 従来の学際研究や共創的研究がなぜ機能不全に陥るのか。その問題を克服するために必要な「心的態度」とは何か。本書は、専門家と非専門家の対等な対話、当事者視点の重視、持続可能な未来志向など、微重力思考の特徴を明快に解説します。 複雑化する現代社会の課題に対して、単一分野の知では不十分な時代。本書は、異なる専門性を持つ人々が協力し、革新的な解決策を生み出すための実践的な指針を示すことで、「浮き上がる」思考と「着地」のバランスを保ちながら、新たな知の創造へと導く一冊です。

著者等のコメント
中山俊秀(アジア?アフリカ言語文化研究所/教授)
三大学連合(東京科学大、一橋大、東外大)の間での実践的共同研究活動から生まれた書籍です。分野融合について、試行錯誤を重ね協働を生み出すプロセスをまとめたものです。読むことにとどまらず、ぜひより多くの人たちに挑戦してもらいたいです。