大学文書館企画展「千葉勉と東京外国語学校音声学実験室」
2016-9/20(火)~9/30(金)開催
日時
| 2016年9月20日(火)-9月30日(金)
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場所
| 附属図書館1階 大学文書館展示スペース
アクセス /
キャンパスマップ |
概要
| 戦前の東京外国語学校(現:東京外国語大学)には世界水準の音声学実験室(実験室責任者:故?千葉勉)がありました。同実験室にはX線装置、カイモグラフ、マイクロフォン、電磁オシログラムなど、当時の世界最先端の装置が設 置されていました。
この度、同実験室で作成されたX線写真を元にした口腔図(発声時の口から喉の形状の変化を表した口腔図、幻灯機映写用のガラス板)が、ロンドン大学(英国)において発見され、同大学Michael Ashby教授の手により約80年の時を経て、東京外国語大学に帰還することになりました。これを記念し、企画展を開催します。
展示予定資料は次の通りです。
- -X線口腔図(ガラス版)※ロンドン大学からの寄贈資料【初公開】
- - X線口腔図(印刷物、複製)※上智大学音声学実験室所蔵
- - 関連書籍
- - 図書標準日本語発音法並ニ発音構図の解説/ 千葉勉著.–訂正再版.–大倉廣文堂; 1934, 上智大学所蔵
- - 図書基礎英語發音法/ 千葉勉著.–開隆堂出版; 1949, 上智大学所蔵
- - 図書標準日本語發音構圖/ 千葉勉著.–大倉廣文堂; 1934, 東京外国語大学附属図書館所蔵
- - Research into the nature & scope of accent in the light of
experimental phonetics(千葉勉著)、東京:冨山房, 1935.2東京外国語大学附属図書館所蔵
- - A study of accent : research into its nature and scope in the light
of experimental phonetics (by Tsutomu Chiba)、Tokyo : Fuzanbo,
1935東京外国語大学附属図書館所蔵
- - The vowel : its nature and structure (by Tsutomu Chiba and Masato
Kajiyama)、Tokyo : Phonetic Society of Japan, 1958.東京外国語大学附属図書館所蔵
- - The vowel : its nature and structure (by Tsutomu Chiba and Masato
Kajiyama)、Tokyo : Tokyo-Kaiseikan, 1941東京外国語大学附属図書館所蔵
- - 母音: その性質と構造(千葉勉, 梶山正登著; 杉藤美代子, 本多清志訳)、東京: 岩波書店, 2003.8東京外国語大学
- 附属図書館所蔵
- - 1943年アルバム, 東京外国語大学文書館
- - 外語同窓会誌(昭和11年8月1日号ほか)
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その他
| 協力:日本音声学会、上智大学
?入場無料
?開館時間は、附属図書館開館時間に準じる (附属図書館開館カレンダー)
?詳しくは大学文書館HPを御参照下さい。
?9月20日(火)に記念講演会も行います。
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ポスターは
こちら
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