2007年度のプロジェクト実施についてお伝えします。
1.国際シンポジウム(2008年1月25日、26日) *国際シンポのHPはこちら。
2.ポスターセッション(2008年2月10日)
3.スタディーツアー
? 沖縄(2008年2月22日~2月25日)
? 韓国(2008年2月29日~3月4日)
国際シンポジウム
「-平和の新時代へ向けて- 平和構築?紛争予防の新たなアプローチを探る」
2008年1月25、26日、有明の東京ファッションタウンビルにおいて、平和構築?紛争予防をテーマに、国際シンポジウムを開催しました。
9カ国から19名の専門家を招き、3つのセッションに分かれて、様々な学際的な観点を共有し、理論?実践的アプローチから総合的に議論を行いました。両日で300名を超える参加者が集い、講演者との質疑応答では活発な意見交換がなされました。参加者からは、「平和構築を考える上で、新たな視点を得られた」「世界の紛争の実情を知ることが出来有意義だった」との声が寄せられ、再度の開催も望まれています。本シンポにおいて、参加者は、多彩なバックグランドの講演者の意見を伺い、多くの知識を得たのみならず、平和に向けての行動を喚起することができました。当プログラムは、国際シンポを通じ、平和構築の使命に基づいた社会的貢献を果たすことができました。
各講演者の経歴、講演要旨、講演音声記録はこちらのサイトに掲載中。
平成19年度 大学院教育改革プログラム 合同フォーラム ポスターセッション
2008年2月10日(日)11:00 ~ 16:30 パシフィコ横浜 会議センターにて開催。
(主催:文部科学省/財団法人文教協会)合同フォーラムに参加。
全国の大学教育改革プログラム参加校が一堂に会し、各プログラムについての活動報告を講演、パネルディスカッションやポスタープレゼンテーションを通じて行なった。PCSはポスターセッションに参加し、PCSの活動を他大学や一般参加者に幅広く、広報を行ないました。目的を共通する他大学のプログラムと意見交換を行い、平和構築分野の教授の紹介もして頂く機会にも恵まれるなど、今後のプログラム運営に寄与していく有意義な機会でした。また、自己の宣伝のもならず、様々な大学関係者と意見を交わす中で、大学教育の意義についても認識を新ため、大学教育改革の意義を噛みしめたイベントでもありました。 使用ポスターはこちら。
沖縄(2008年2月22日~2月25日)
PCS修士1年生と3泊4日の沖縄スタディーツアーを実施。目的は、沖縄戦や米軍基地を背景とした現場からの平和学習。参加者はPCSの修士学生7名、博士学生1名、及び教職員3名。平和博物館や沖縄戦跡地の訪問、戦争体験者を含む現地住民や大学教員との交流を行なう。学生は沖縄の歴史や文化背景を現場から学習すると共に、平和を大切にする沖縄の人たちの心も触れる体験となった。
報告書及び詳細日程はこちら。
韓国(2008年2月29日~3月4日)
50年以上にわたる朝鮮半島の分断は、日本を含む極東アジアの潜在的な危機要因である。また日本と朝鮮半島周辺は、アメリカ、ロシア、中国が歴史的にせめぎ合う地域でもある。本スタディツアーには、修士課程2年生6名が参加し、朝鮮戦争の歴史や南北分断の現状の視察を行うこととした。参加者は、慶熙大学校平和福祉大学院の訪問と教職員との意見交換会、戦争記念館の見学、非武装地帯周辺の見学、朝鮮戦争の残留地雷被害に関する講義と被害地域の視察などを行った。
報告書及び詳細日程はこちら。