本学学生が外務省?国際問題プレゼンテーションコンテストにおいて優秀賞を受賞
2023.12.20
2023年11月5日(土)に外務省主催で開催された第39回国際問題プレゼンテーション?コンテストにおいて、本学国際社会学部3年のグエン ニャットマイさんが優秀賞を受賞しました。
コンテストでは、日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議が開催されることを踏まえ、「私の提言 日本ASEAN友好協力50周年を契機に、私たちが目指す今後の日ASEAN関係」をテーマとして「提言」を募り、139組の応募の中から事前審査を通過した6組のファイナリストが本選に進みました。
グエンさんは、「食料安全保障の実現に向けた外交関係 日本とASEANの関係緊密化の展望」と題して提言を行いました。
グエンさんの受賞コメント
今回のプレゼンテーション?コンテストでは、日本とASEAN諸国が共有する「お米」を題材に、「食糧安全保障に向けた外交関係(Diplomacy for Food Security)」をテーマに提言を述べました。「『均等なギブアンドテイク』を目指し、お互いの価値の観点から見合った努力を重ねる」という考えから、日本とASEANがノウハウ共有や人材育成において相互協力を強化し、食糧危機に対応する持続可能なシステムを構築することに焦点を当てました。
本コンテストの準備段階において最も難しいと感じたのは、ASEAN諸国の多様性と各国が抱える問題を配慮しつつ政策を立案することでした。最終的に、気候変動や今日の国際情勢を考慮した上、食糧の安全保障は双方の緊急な協力が求められる共通の課題であるという結論に至りました。今後は実際に現地に足を運んで、洞察を深めたいと思います。