厳冬を迎えるウクライナへ防寒着を、学生が企画?実施

2022.12.20

ウクライナ国内で避難生活を続ける方に防寒着を届けたい、という学生7名の呼びかけにより、2022年12月1日(木)?13日(火)の期間、研究講義棟2階ボランティア活動スペース(VOLAS)において、不要になった防寒着の回収が行われました。

この取り組みが実施されることになったのはもともと、大学院博士前期課程1年の片貝里桜さんが日本財団ボランティアセンター主催の派遣プログラム「The Volunteer Program for Ukraine」に参加したことがきっかけでした。帰国後に片貝さんは同プログラムに参加した全国の大学生らが中心となり企画されたプロジェクト「ウクライナへ防寒着を届けよう?子供?若者の想いを乗せて?」に参加し、本学においても、片貝さん含む7名の学生が協力して防寒着支援を実施することになりました。

学内から、冬コート、パーカー、セーター、厚手の靴下など、多くの防寒着が寄せられました。これらは、プロジェクト「ウクライナへ防寒着を届けよう?子供?若者の想いを乗せて?」(学生団体Student Charity for Ukraine)、さらにウクライナ人道支援を行う隣国ポーランドのNPO「UAid Direct」を通じて、ウクライナ国内へ届けられる予定です。

片貝里桜さんのコメント

短期間の募集にも関わらず、衣類のご寄付をくださった皆さまに心より感謝申し上げます。今年2月の侵攻が始まって以降、初めての冬を迎えるウクライナでは約4割のエネルギー施設が破壊され、ヒーターが使えないなど様々な問題が起こっています。日本から支援できることは限られていますが、ウクライナの方々のわずかな助けになれればと思っております。

右:片貝さん、左:国際社会学部ロシア語2年?真部友希子さん
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