ポーランド語スピーチコンテストで本学学生が上位3位までを独占

2021.06.11

2021年6月5日(土)、駐日ポーランド共和国大使館において「ポーランド語スピーチコンテスト2021」(主催:ポーランド広報文化センター)が開催され、本学学生の岡田葵さん(言語文化学部ポーランド語/中央ヨーロッパ地域2年)が優勝し、続いて金杉知紀さん(国際社会学部西アジア?北アフリカ地域/アラビア語4年)が第2位、藤原祐香さん(言語文化学部ポーランド語/中央ヨーロッパ地域2年)が第3位に入賞しました。

今回は緊急事態宣言の発出を受けて、無観客での開催となりました。例年通り、他大学や一般からの出場者がいたにもかかわらず、第3位までの賞をすべて本学学生が独占した結果となりました。

コンテスト終了まで出席していたパヴェウ?ミレフスキ駐日ポーランド大使も、コロナ禍で留学の道が断たれているのもかかわらず、本学学生がポーランド語の運用能力を高いレベルで維持していることに感銘を受けていました。

受賞学生の感想

岡田葵さん(優勝)

私は映画と自分との関わりについてスピーチをさせていただきました。このような賞をいただき、大変うれしく思います。さらに今回のコンテストでは、ミレフスキ大使にスピーチを聞いていただき、直接お話する貴重な機会も得ました。現在ポーランドに行くことができないなか勉強を続けていますが、大使や審査員の方にかけていただいた言葉は、今後の学習のモチベーションとなりました。何度も練習を見てくださったカロリナ?レシニェフスカ先生、ポーランド語専攻の先生方、一緒に勉強してきた同級生、練習に付き合ってくれたネイティブの友人、加えて厳しい状況下ではありながらもコンテストを開催してくださった主催者の皆様に御礼申し上げます。

金杉知紀さん(第2位)

アラビア語科の私が、ポーランドという国に興味を持つきっかけとなった「日本ポーランド学生会議(JPSC)」に参加した時の思い出についてお話させていただきました。ポーランド語の学習を始めてから約1年半になりますが、学生最後の年にこのような形で実績を残すことができ、大変嬉しく思います。コンテストへの参加にあたって丁寧にご指導してくださったカロリナ?レシニェフスカ先生、常日頃からお世話になっているポーランド語科の先生方、応援してくれた友人?家族、制約がありながらもコンテストを開催してくださったポーランド広報文化センターの皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

藤原祐香さん(第3位)

私は「私のお気に入りの場所」というテーマで出身地広島についてスピーチをさせていただきました。観光地である宮島の魅力を伝え、コロナ収束後多くの人々が広島を訪れることを願いお話しました。今回の参加にあたりカロリナ?レシニェフスカ先生にはスピーチの原稿作成から質疑応答の練習までサポートしていただきました。ポーランド語による初めてのスピーチに対し大きな不安がありましたが、周囲のサポートにより全力で本番に臨むことができました。熱心に指導してくださった先生、同じ専攻語の仲間、またコロナ禍にもかかわらず感染対策実施のもと素晴らしい発表の場を用意してくださった主催者の方々に感謝申し上げます。

パヴェウ?ミレフスキ駐日ポーランド大使(右端)を含む関係者及び入賞者
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