本学学生が全日本学生イタリア語弁論大会で受賞
2020.02.21
2019年12月7日(土)に京都外国語大学で行われた第13回全日本学生イタリア語弁論大会(主催:京都外国語大学、後援:在日イタリア大使館 他)において、本学学生の窪谷美音さん(言語文化学部 イタリア語 総合文化コース 4年)が京都外国語大学総長賞を、福田桜子さん(国際社会学部 西南ヨーロッパ地域/イタリア語 地域社会研究コース 4年)が在大阪イタリア総領事賞を受賞しました。
- 京都外国語大学総長賞 窪谷美音さん「海が色づくとき」
- 在大阪イタリア総領事賞 福田桜子さん「マンマのレシピ」
<受賞学生のコメント>
窪谷 美音さん
イタリアの女性作家?モランテの作品で描かれる海の色を例に、「小説」によって物語を体験することの意味についてお話しました。映画やドラマで鮮明なイメージが視聴者に共有されるだけでなく、実際には存在しない景色までもがヴァーチャル世界として描かれる今日、文字情報のみから物語のなかの「色」を想像するのはたいへん貴重で贅沢な経験だと考えます。
母語でない言語で自らの考えや思いを発信する機会をいただけたこと、そしてそれを全国のイタリア語を学ぶ学生たちと共有できたことに、学習者として大きな喜びを感じています。最後になりますが、原稿の添削?発音指導をしてくださった先生、一緒に練習に励んだ同期の仲間たち、アドバイスをくれた友人たち、大会運営を円滑に進めてくださったスタッフの皆さまに心から御礼申し上げます。
福田 桜子さん
1年間フィレンツェに留学している間ホストマザーにはイタリア語やイタリアの文化以外にもたくさんのことを教わりました。その一部を自分の言葉で伝えることができ、また評価していただけたことがとても嬉しいです。ホストマザーはもちろん留学中にお世話になった方々、そして大学でイタリア語を学ぶ中でお世話になった先生方にとても感謝しています。