多言語防災訓練at国際交流会館を実施
2019.04.23
2019年4月20日(土)、本学国際交流会館において、東京消防庁府中消防署の協力を得て、春季防災訓練を実施しました。今回は通常行っている通報訓練、消火訓練、AED訓練に加えて、火災時の煙体験訓練を行いました。
春の新入留学生を中心に130名以上が参加し、避難経路の確認を行ったほか、119番通報の仕方、消火器の使い方、AEDの取り扱いを学びました。訓練では、国際交流会館に居住する学生チューターが英語や各自の専攻言語で消防隊員の説明補助を行い、日本に来て間もない留学生の日本での防災知識の習得を支援しました。
119番通報の訓練では、実際に受話器を手に、消防隊員の「火事ですか?救急ですか?」の問いに「火事です。」と日本語で答えて火災の状況を説明したり、「English Please!」と英語対応を求めた後、友達が倒れた設定で救急車の出動要請のシミュレーションを行ったり、各自がそれぞれの言語能力に応じて実践的な訓練を行いました。
大学では訓練のまとめとして、災害時の対処方法を説明した東京消防庁の多言語パンフレットを配布したほか、大学で保管している非常時の備蓄食料を参加者に配布し、防災に対する留学生の意識の向上をはかりました。