【出版会新刊】「萌える人類学者」(3/22発売)馬場淳、平田晶子、森昭子、小西公大【編】
2021.04.07
【ジャンル】文化人類学
【版?頁】 四六判?並製?356頁
【本 体】2600円+税
【ISBN】 978-4-904575-86-4 C0036
【出版年月】2021年3月22日発売
本の内容
人類学者は、フィールドで萌える
フィールドで心を奪われた人類学者たちが、対象への強烈な愛着や情熱に導かれ、 「萌えの光景」をつむぎだす――。
バンクーバー島の先住民サーニッチ、タール砂漠の楽士団、ケニア中央高地イゲンベの名前、コートディヴォワールの歌姫の声音、海面上昇の危機に直面する南太平洋ツバル、西オーストラリアの日本食、インドネシアの機織り、パプアニューギニア?ファス族の夢......。
人類学者の〝萌え?を結集したエッセイ集!
目次
序章 誰もが何かに萌えている 馬場 淳
第1部 共鳴する萌え
第1章 伝統文化復興に萌える人々 渥美 一弥
第2章 萌えるパフォーミングアーツ 小西 公大
第3章 カニェリは真に抱いた者のために舞う 石田 慎一郎
第4章 島に萌える 小林 誠
第2部 内旋する萌え
第5章 西オーストラリアの町の日本食に萌える 山内 由理子
第6章 むらの空間 佐々木 悠
第7章 布に萌え、パッションに燃える 塩谷 もも
第8章 出会いに萌える 槌谷 智子
第3部 人類学への萌え
第9章 ボンジュール?トーテミスム 栗田 博之
第10章 レヴィ=ストロースによる人類学的知性への「萌え」の果てに 平田 晶子
第11章 夢か現か 倉田 量介
第12章 萌える人類学者の教え 萌える言葉と出会う 馬場 淳
私は超フェミニストです 平田 晶子
猫はメスだけが子育てする 森 昭子
セックスという社会構築物はナンセンスだ 森 昭子
それは「かわいそうな先住民」史観だね 工藤 多香子
ツーリストと人類学者の間に違いはない! 山本 真鳥
終章 Never Let Me Go 真島 一郎
詳細は東京外国語大学出版会ウェブサイトにて