第2回 東京地方検察庁との連携による「通訳人を介した模擬裁判」を開催しました
2019.01.04
通訳の仕事は、会議通訳や観光客への対応など様々ですが、日本に滞在する外国人が増加するにつれ、取り調べや裁判などの法的な場面で通訳を行う司法通訳のニーズも増加しています。そこで、司法通訳の重要性についてたくさんの方に知っていただくために、昨年に引き続き、東京外国語大学と東京地方検察庁との連携で「通訳人を介した模擬裁判」を実施しました。
模擬裁判では、東京外国語大学の在学生や卒業生である言語文化サポーターが通訳人役?被告人役?証人役として出演、日本語?英語?ベトナム語の3言語を使用し、検察官による解説を交えながら、外国人が裁判に関わる際の進行の概要を理解していただきました。今回、裁判の終了後には会場の参加者全員による模擬の評決を実施、また後半の質疑応答は、裁判進行中に記入いただいた質問用紙をもとに行われました。参加いただいた方々からのアンケートでは「裁判における通訳人の役割と複数言語で進行される裁判の複雑なことが分かり興味深かった」「高いレベルの通訳技術の重要性を感じた」など、多くの感想をいただきました。
なお、東京地方検察庁と多言語?多文化教育研究センターとは平成30年4月18日付で連携?協力をする旨の覚書を締結しており、この事業も覚書の一環として実施しています。