『シリーズ記述文法1 南琉球宮古語伊良部島方言』刊行記念イベント:これから記述文法を執筆する人のために
今回、AA研LingDy3プロジェクトが中心となった記述文法書シリーズとして出版することが企画され、くろしお出版から『シリーズ記述文法』として刊行されることになりました。九州大学の下地理則氏による南琉球宮古語伊良部島方言の文法書がそのシリーズ第1号となります。
本シリーズの文法書は、執筆者みずからが現地調査に赴き、そこで得た一次資料をもとに研究し明らかにした文法体系をまとめた、いわゆる少数言語の記述文法書です。信頼できる内容であり、専門性を高く保ちつつも、当該言語の専門家でない方にも理解できる記述となっていることが特徴です。
今回はシリーズ第1号の著者である下地さんをお招きし、執筆にまつわるさまざまな苦難と文法記述のおもしろさについて、とくにこれから文法記述をしようと考えている若手研究者はじめ言語研究者を対象としたお披露目イベントを開催いたしますので、みなさまお誘い合わせのうえ、ご来場ください。
日時?場所
開催日:2019年3月8日(金)
開催時間:15:00-17:00
場所:東京外国語大学アジア?アフリカ言語文化研究所マルチメディア会議室(304)
アクセス/
プログラム
15:00-15:10 渡辺己(AA研所員)開会挨拶?シリーズ趣旨説明
15:10-15:20 荻原典子(くろしお出版)書籍紹介
15:20-16:20 下地理則(AA研共同研究員,九州大学)著書紹介「『南琉球宮古語伊良部島方言』執筆と裏話」 コメント:米田信子(AA研共同研究員,大阪大学)
16:30 - 17:00 Q&A
その他
使用言語:日本語
参加費:無料
事前申し込み:不要
共催
基幹研究「多言語?多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築 (LingDy3)」
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