2015年度 第一回FINDAS若手研究者セミナーのお知らせ
2015-5-24(日)13:00-17:00開催
東京外国語大学拠点FINDAS(第2期)では、
2015年度第一回FINDAS若手研究者セミナーを5月24日(日)に開催いたします。
万障お繰り合わせのうえ、ご参加いただきますようお願い申し上げます。
※本研究会はどなたでもご参加可能です。事前のご連絡は不要です。
日時
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2015年5月24日(日)13:00-17:00
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場所
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東京外国語大学 本郷サテライト 3Fセミナールーム
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発表者
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◆倉田夏樹(東京外国語大学大学院博士前期課程)
「近年のヒンディー語映画に見るナショナリズムの形態(Rethinking Nationalism in Contemporary Hindi Films)」 国民国家概念の妥当性に疑問符が付され、様々なオルタナティヴが模索されている。本報告では映画論の視座より国民国家概念を再考して、そのオルタナティヴのひとつを提起したい。考察の対象は現代インドの特にヒンディー語圏が中心となる。映画というメディアが可能にする「想像の共同体」を論じた上で、ラーケーシュ?メヘラー監督の作品群にその具体的事例を求めていく。
◆須永恵美子(日本学術振興会特別研究員PD)
「マウラーナー?マウドゥーディーと東パキスタン独立(Maulana Maududi and his View of Independence of East Pakistan)」(仮) パキスタンの思想家マウラーナー?マウドゥーディーは、自身が結党したジャマーアテ?イスラーミーを率いる宗教政治指導者として南アジアのムスリムに広く影響力 を及ぼしてきた。本報告では、彼が東パキスタンおよびバングラデシュ独立に関してどのような発言をしたのか、1956年の東パキスタン訪問の記録、1972年2月にバングラデシュ独立に抗議したZ.A.ブットー宛ての手紙、同年にパンジャーブ州議会で開催されたイスラーム首脳会議での対応などから探る。
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詳細は
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ポスターは
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