第6回文法研究ワークショップ「複数性」(2)  参加申込受付のお知らせ

2014-03-18(火)13:30~17:30開催

「文法研究ワークショップ」は,記述言語学を志す学生や研究者が最新の研究成果や調査データを紹介しあうことにより, 学生?研究者の交流や,最新の情報の共有を目的としたワークショップです。

言語を記述する際に,「複数性」に関する問題に直面することが少なからずあります。数による語の屈折という基本的な問題のほか,
「数の標示が義務的でない言語において,実際に数が標示されるのはどのような場合か?」
「数とは直接関係しない要因(有生性など)が,数標示にどのような影響を及ぼすのか?」
「接辞付加と重複のように数を標示する手段が複数ある場合,どのような違いがあるのか?」
「先行研究で数を標示すると記述されているある要素について実際に調査してみると,多様な用法を持っていることが分かった」
など,皆さんもこれまでの研究で,一度は「複数性」に関する問題について考えたことがあると思います。
本ワークショップは,そうした「複数性」について問題を共有し,共に考える場となることを目指します。

日時 2014年3月18日(火)13:30~17:30
場所 東京外国語大学アジア?アフリカ言語文化研究所
マルチメディア会議室(304)
アクセス:/access/
発表
  • 1.伊藤雄馬(京都大学大学院) 「無標の双数形:ムラブリ語の人称代名詞」
  • 2.内海敦子(明星大学) 「バンティック語におけるpluractional verbs―動作主体の複数性と行為の複数回性―」
  • 3.大西秀幸(東京外国語大学大学院) 「ラワン語における選択的複数標示と定性」
  • 4.下地理則(九州大学)   「琉球諸語にみられる双数形の考察」
使用言語:日本語
参加費:無料
※参加には事前申し込みが必要です。以下の募集要項をご覧の上お申込み下さい。
※本ワークショップは,遠方からの参加も可能になるよう,Ustreamによりインターネット中継を行います。
Ustreamでの参加をご希望の方も、以下の募集要項をご覧の上お申込みください。
【申込締切:2014年3月11日(火)】

募集要項は こちら

文法研究ワークショップ: http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/training/fieldling-ws/grammar-wr-ws

主催:AA研、言語の動態と多様性に関する国際研究ネットワークの新展開(LingDy2)

お申込?お問い合わせ先:lingdy-office[at]aacore.net(LingDy2事務局) (atを@に変えて送信ください。)
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