大学歌
大学歌について
- 天地のひらく あけぼのに プロメテウスの 炬(ひ)のごとく
いざや掲げむ 燃ゆる理想を 大いなる視野 ひらけゆく
ああ 東京外語大 われらの行手 永久(とわ)に輝く
- 若き精神(こころ)を 相結び 言葉の園(その)に わけ入りて
探り賞(め)でなむ 真理の花を 世界の同胞(はらから) 一(いつ)にして
ああ 東京外語大 われらの歩み 平和に満つる
- 長き歴史をいしずえに 日々新たなる 力もて
承けつぎ築く 文化の堂宇 東亜の声を 伝えつつ
ああ 東京外語大 われらの誇 さらに加えむ
大学歌の制定:1957(昭和32)年、大学創立60周年の記念行事の一環として、旧東京外国語学校校歌に代わる大学歌制定の提案がなされ、学生公募の上、ロシヤ語学科の柴原徳光さん(1962(昭和37)年卒)の作品が選ばれた。これを本学教授でもあり詩人としても著名であった安藤一郎氏(1928(昭和3)年英米科卒)が加筆し正式な歌詞となった。作曲は作曲家の清瀬保二氏に委嘱し、大学歌が完成した。