在日フィリピン人新米ママのための多言語ガイドに協力

2025.04.08

駐日フィリピン共和国大使館がこのほど刊行した「在日フィリピン人新米ママのための多言語ガイド」の制作に、本学教員が協力しました。

母になることは容易なことではなく、ましてや初めての出産、しかも外国での出産となればなおさらです。このことを踏まえ、駐日フィリピン大使館が本ガイドを作成し、刊行することを決定しました。本ガイドは、医療、法律上の利益、妊娠?出産や子育てに関わる社会的支援などについての重要な情報を英語とフィリピン語で解説し、重要な用語は日本語でも記載しています。また、母親に役立つ他の情報源やオンライン資料へのリンクも掲載しています。

本ガイドは、フィリピン大使館のジェンダー開発プロジェクトの一環であり、東京外国語大学の移民言語学イニシアティブ、国際移民言語学会(IAML)、国際応用言語学会(AILA)の移民言語学研究ネットワーク、本学協定校でもあるデ?ラ?サール大学(フィリピン?マニラ)の翻訳?知的化?アドボカシーセンターが作成に協力しました。

ガイドを執筆したのは、元順天堂大学講師のマリア?ハンナ?マーティン氏。本学からはアリアン?マカリンガ?ボルロンガン准教授がプロジェクトのコーディネート、久留須健一郎特定非常勤講師が日本語訳を担当しました。大使館が刊行する予定の在日フィリピン人のためのガイドシリーズの一部として、アリアン?ボルロンガン准教授と久留須健一郎特定非常勤講師の共編で刊行されました。

フィリピン大使館のWEBサイトにて、公式発表されています。
英語版:
https://tokyo.philembassy.net/philippine-embassy-launches-guidebook-for-first-time-filipino-mothers/
日本語版:
https://tokyo.philembassy.net/ja/philippine-embassy-launches-guidebook-for-first-time-filipino-mothers/#nav-cat

ミレーン?J?ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使、東京外国語大学教授ら、学生、及び卒業生の写真。ガイドの刊行に際して。
2025年3月28日、在日フィリピン大使館にて。
ガイドをダウンロードするにはこちらのQRコードから。
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