シュチェチン大学(ポーランド)との国際的な共修教育授業を実施
2024.11.12
海外協定校等との国際的な共修教育授業への財政支援により、2024年10月25日から2週間、シュチェチン大学で外国語としてのポーランド語教育に携わっているアドリアンナ?セニュフ(Adrianna Seniów)先生とニナ?ピェラチンスカ(Nina Pielacińska)先生を本学に招聘しました。招聘教員は、本学のポーランド語専攻教員との協働により、ポーランド語で開講されている授業に講師として参加したほか、本学学生の学習支援も行いました。
この教育の主な目的は、海外協定校の教員が日本語を母語とする学生に対する指導経験を今後のポーランドでの教育に活かし、本学のカリキュラムや指導法などを学ぶことにより、授業設計に関する知識を向上させることです。さらに本学教員もポーランドにおける指導法やカリキュラムなどについて情報交換することにより、今後の本学における教育に活用することが可能となります。
本学学生も2週間にわたり招聘教員から直接指導を受けることができ、ポーランド語学習やポーランド留学へのモチベーションを高めることができました。学生の学習環境にも多様性が生まれ、海外協定校の教員との新たな出会いは、多文化共生意識の醸成を図る上で確かな刺激となりました。
このような双方にとって有益となる国際的な共修教育授業を推進することで、海外協定校との連携が一層強まり、将来に向けて大きな教育的効果が期待できます。