外国につながる子どもたちをテーマに、第1回多文化共生シンポジウムを開催
2021.07.15
2021年7月10日(土)、多言語多文化共生センターは、「外国につながる子どもたちは今~1990年の入管法改正から30年を経て」と題する第1回多文化共生シンポジウムをオンラインで開催しました。
シンポジウムは、外国につながる子どもたちをテーマに、本センター長の小島祥美准教授による基調講演、外国につながる学生によるトークセッション、および外国につながる子どもの課題に取り組む4名の専門家によるパネルディスカッションの3部構成で行われました。
シンポジウムには、国内外から約600名が参加しました。参加者からは、「今後も東京外国語大学ならではの多文化共生事業に関する発信に期待したい」「継続開催に期待している」「子どもたちにも聞いて欲しい」など、続編を望む声も多数聞かれました。
多文化共生社会への期待が年々高まる中、今回のシンポジウムは本学多言語多文化共生センターの果たすべき役割の一端を示すものとなりました。
参照:プログラム
学長挨拶 林佳世子 東京外国語大学長
第一部 基調講演 小島祥美 多言語多文化共生センター長「すべての子どもに学ぶ場を-外国につながる子どもの不就学ゼロをめざして」
第二部 外国につながる学生によるトークセッション「私と東京外大」
ゲストスピーカー:伊藤恵子さん(本学学部生)/小島クリッシイりかさん(本学大学院生)/守屋アンパトリスさん(本学学部卒、一橋大大学院生)
第三部 パネルディスカッション「多言語多文化を生かし合う未来の学校の姿」
パネリスト:北山浩士氏(文部科学省)、伊東祐郎 本学名誉教授、恩田由之 群馬県太田市教育長、田中ネリ氏(公認心理士/臨床心理士)