弘前大学、宇都宮大学、長崎大学、本学の4大学が「多文化共生教育コンソーシアム」を設立
2021.03.18
本学、弘前大学、宇都宮大学、長崎大学の4大学は、多文化社会の実現に資する人材の育成を目的として、「多文化共生教育コンソーシアム」を設立しました。
本コンソーシアムの設立により、これから多文化共生に関する全国的なネットワークの構築に向け、共働して取り組んでいきます。また、オンラインによる4大学合同授業を実施し、ポストコロナ時代における新たな大学連携の可能性を希求していきます。
2021年3月17日(水)に、弘前大学の福田眞作学長、宇都宮大学の佐々木一隆国際学部長、長崎大学の河野茂学長、本学の林佳世子学長らが出席のもと、オンラインで協定書調印式が行われました。調印式で、本学の今井昭夫理事?副学長によるコンソーシアム設立の趣旨説明の後、各大学長等により協定書に調印が行われ、コンソーシアムへの期待などが述べられました。その後、宇都宮大学国際学部の出羽尚准教授より、2021年度秋学期に開講予定の連携授業についての説明がありました。
協定書概要
目的:
コンソーシアムは、我が国の多文化共生に取り組む大学等が、情報共有を図り、教育分野を中心とし、各大学の特色を活かしながら相互に連携?補完することで、国内外の多言語多文化社会の抱える問題を解決し、異なる言語、習慣、文化を持つ人びとが安心して暮らすことのできる社会を実現することを目的とする。
協定書に記載された連携事項:
(1)多文化共生教育の推進のための各種情報交換に関すること。
(2)参画大学?機関が実施する多文化共生教育への支援?協力に関すること。
(3)参画大学?機関共同での多文化共生教育の実施に関すること。
(4)その他コンソーシアムの目的を達成するために必要な活動に関すること。
(5)前各号に附帯するすべての事項に関すること。