上海外国語大学とのオンライン交流授業を実施
2020.07.03
2020年5月28日(木)と6月4日(木)の2日間にわたり、本学の世界教養科目「日本語を教える1」(担当教員:大学院国際日本学研究院 谷口龍子准教授)と、上海外国語大学の日本文化経済学院 高田麻由 日語専家教師(兼上海外国語大学GJOコーディネーター)の「日語演讲与公开发表Ⅱ(日本語スピーチ?発表)」とのオンライン交流授業を実施しました。この交流授業はビデオ会議ツールZoomを使って行われ、本学からは71名、上海外国語大学からは36名の計100名強の学生らが参加しました。
1日目の5月28日(木)は、自分にとって大切なことランキング、あるいはドラえもんのひみつ道具ランキングについて、15のブレイクアウトルームに分かれてグループディスカッションを行いました。2日目の6月4日(木)には、1日目のグループディスカッションで話し合った内容について、各グループで発表しました。
本学の学生からは、「上海外大の学生たちの日本語のレベルが高く、表現もかっこよかった。自分も専攻語であのぐらいのレベルになりたいと思った」「互いの価値観の共通点や相違点に気づき、有意義だった」「意見が分かれる中でグループで1つの結論にまとめる作業が良い経験になった」との感想が、上海外国語大学の学生からは、「日本語を話すことができ、自信につながった」「自分の日本語はまだ下手だが、東京外大の学生さんは辛抱強く聞いてくれて嬉しかった」「自分とは違う意見を聞くことができて面白かった」などの感想が出ており、学習のモチベーションに繋がったようでした。
両学ともに、今学期はオンラインによる授業を実施することになったため、本交流が実現しました。今回をきっかけに、オンラインによる交流の機会を続けていきたいと考えています。