本学?農工大?電通大による文理協働基礎ゼミを実施

2020.03.19

2019年夏学期に、本学、東京農工大学、電気通信大学による「文理協働型グローバル人材育成プログラム」の一環として、「協働基礎ゼミ」が実施されました。今年度で4回目となる協働基礎ゼミは、三大学の学生が一つのゼミに混ざり、文系?理系の分野の垣根をこえて研究および発表にむけて協力します。それを通じて、学生たちが新たな視点を獲得し、また読解力、表現力、コミュニケーション能力、課題設定力や課題解決力を発展させることが、本事業のねらいです。各大学の教員が2名ずつ、あわせて6つのゼミを担当しました。今年度は以下のような、多彩で魅力的なゼミが開かれました。

  • 「機械による日本語作文自動評価について考えよう」阿部新准教授(本学)
  • 「想像力こそが学問の源泉! チームで取り組む考古学 環境認知と資源利用」、小川英文教授(本学)
  • 「動物体を観察してみよう」柴田秀史教授(農工大)
  • 「電場と荷電粒子をテーマに、装置を作って測定してみよう」畠山温教授(農工大)
  • 「超小型コンピュータを使ってカメラを制御してみよう」細川敬祐教授(電通大)
  • 「人口知能開発ツールを用いてコンピュータと対話してみよう」西野哲朗教授(電通大)

三大学の学生、総勢68名は、2019年7月29日(月)の合同オリエンテーションを経て、夏学期中に6つのゼミに参加し、9月26日(木)の合同発表会(於?電気通信大学)で研究成果を報告しました。合同発表会では、各ゼミが作成したポスターやさまざまな器具などを使いながら、すべての学生が交代で、自分のゼミの報告者となり、かつ他の5つのゼミ報告をすべて聴講しました。最後は、参加者全員の投票により、最優秀ゼミが選ばれました。今年度は、本学の阿部新准教授が指導する「機械による日本語作文自動評価について考えよう」が選定されました。

参照:
文理協働型グローバル人材育成プログラム
http://www.tufs-tuat-uec.jp

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