多文化コラボで身近な地域の魅力を発信、国際日本学部で番組制作発表会

2019.08.27

2019年度4月よりスタートした新学部?国際日本学部の「多文化コラボレーション」授業において、日本人学生と留学生により構成される8グループが地域の魅力を発信するPRミニ番組を制作し、7月19日(金)に番組制作発表会を開催しました。

本授業は、国際日本学部1年次の必修科目です(授業題目「外大のある地域の魅力を発信するーミニ番組の制作と発表」、担当教員:大津友美准教授、幸松英恵特任講師)。日本人学生と留学生が、身近な問題の解決に向けたプロジェクトを立案し実施することで、主体性?行動力?発信力を身につけるだけでなく、本学部が養成する「多文化化する日本の問題解決に資する協働力?共生力を備えた人材」の育成を図ること目的としています。大学周辺の「観光?伝統文化?スポーツ?芸術?地域振興?産業?歴史?農業」の8つのテーマで、母語を含めた文化的背景を異にする多文化チームでグループワークを行い、学生が主体となって現地調査、専門家へのインタビューを行います。取材した内容をふまえて、番組を提供するスポンサーを想定しながら5?8分のミニ番組を制作しました。

授業では、テレビ朝日の松井英光氏(広報局お客様フロント部)に「企画の立て方や番組制作について」などの授業を4回実施していただき、発表会では同氏および長田明氏(テレビ朝日広報局長)に、視聴率予想?スポンサー満足度を点数で出していただきました。

最高得点を得たのは、「歴史」班。「歴史」班は、西武鉄道を想定スポンサーとした恋愛ドラマを制作しました。エクアドル、韓国、ブラジル、日本を出身地とする学生がグループを組み、東京大空襲?戦災資料センターや府中市ふるさと文化財郷土資料館などを取材、調布飛行場、西武多摩川線白糸台駅、大沢の里水車経営農家、白糸台掩体壕、江戸東京たてもの園、武蔵野の森公園などをロケ地として番組を制作しました。

各ミニ番組は、本学YouTubeチャンネル「TUFS Channel」において、後日公開予定です。

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