大学の世界展開力強化事業(EU)に採択
2019.07.31
文部科学省がEUと共同で実施する2019年度大学の世界展開力強化事業(日-EU戦略的高等教育連携支援)において、本学が申請する「歴史と公共圏を鍵概念として日欧相互理解を深める国際人材育成プログラム」が採択されました。
文部科学省ウェブサイト
大学の世界展開力強化事業
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/sekaitenkai/1419735.htm
日本学術振興会ウェブサイト
大学の世界展開力強化事業
http://www.jsps.go.jp/j-tenkairyoku/kekka.html
European Commissionウェブサイト(英語)
https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/ip_19_4889
採択された本学の事業は、本学と中央ヨーロッパ大学(ハンガリー)が拠点機関となって、国際コンソーシアムを構築して実施するものです。プログラムでは、博士前期課程においてダブル?ディグリー?プログラム「公共圏における歴史(History in the Public Sphere, HIPS)」を運用します。これは、政治?経済?社会生活を包括する公共圏において、過去と現在との対話を豊かに媒介する人材を育成することを目的とし、国際的に活躍できるグローバル人材を育成します。また、大学教育のグローバル展開力の強化を目指します。
本プログラムを履修する修士学生はコンソーシアムの各機関をめぐりながら、理論を学び、実践し、国際交流を深めていきます。これにより、広い範囲で専門的知に基づく、公共的な価値としての歴史を現代社会に生かすことができる能力を育んでいきます。
2020年4月入学者を対象に、同年秋からの学生派遣に向け、体制を整えていきます。
事業推進責任者:東京外国語大学 大学院総合国際学研究院長 青山 亨
※この概念図は事業申請時のものです。詳細は追ってお知らせする広報をご覧ください。