東北師範大学副学長らご一行表敬訪問

2019.07.12

2019年5月27日(月)、東北師範大学(中国)の韓東育副学長および同大学の中国赴日本国留学生予備学校の高瑛副校長らご一行が、林佳世子学長を表敬訪問しました。

東北師範大学と本学は長年の協力関係にあります。中国政府教育部と日本国文部科学省の間で結ばれている「日中教育交流5か年計画」に基づき、日中平和友好条約締結の翌年の1979年より、東北師範大学に設置された中国赴日本国留学生予備学校(以下、「赴日予備学校」)に本学の日本課程(当時)及び附属日本語学校(当時)から教員が派遣され、中国政府から日本へ派遣される国費留学生に対する日本語教育に40年間協力してきました。韓副学長も赴日予備学校を経て東京大学大学院に留学され、博士号を取得しています。2006年には本学と東北師範大学との間で交流協定が結ばれており、本学大学院博士前期課程に置かれていた日本語教育学専修コースの教育実習の受入れもしてくださいました。昨年2018年度には学生交流覚書が改めて締結されています。

学長室で行われた懇談には、林学長のほか、松隈潤副学長、村尾誠一留学生日本語教育センター長、2015年に赴日予備学校に派遣された鈴木美加教授(大学院国際日本学研究院)も同席しました。これまでの両校の協力関係により育まれた教育?研究の成果や、今後の両大学における日本語教育の進展?交流が話題となりました。懇談の最後には、今年8月に開催予定の赴日予備学校創立40周年記念式典への招待状が、韓東育副学長から林学長へと手渡されました。これを機に今後更なる友好関係が期待されます。

林学長と韓東育東北師範大学副学長
松隈副学長と韓東育東北師範大学副学長
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