エアランゲン-ニュルンベルグ大学との共同授業を実施
2018.09.26
本学では、海外協定校との多様な共同教育プログラム「Joint EducationProgram」として、様々な海外協定校と共同授業などを行っています。
その一環として、2018年9月3日(月)から9月8日(土)まで、草津セミナーハウス(群馬県)において、第8回日独タンデム集中練習が行われました。これは、エアランゲン-ニュルンベルグ大学(ドイツ)の日本学専攻学生19名と、本学でドイツ語を学ぶ学生19名が、互いに言葉と文化を学び教え合う合宿です。
合宿の柱となるタンデムは日独1対1で行います。まず、インタビュー形式でパートナーから特定のテーマについて情報?意見を聞きだしてメモをし、そのメモを元に、日本側はドイツ語で、ドイツ側は日本語で作文をします。書き終えたら、パートナーと作文を交換して、互いの作文を添削し、最後にお互いの作文についてパートナーと一緒に検討し仕上げて音読の練習もするというもので、ワンセット3時間。これを4回行いました。
タンデムの他に日独混成グループで、温泉文化についてのリサーチや日独二言語での寸劇なども行いました。本学の学生たちは同世代のドイツの学生と6日間共同生活を行い、タンデムやグループ活動を通じて、教室で学んだドイツ語を実地で使い、同世代の若者との交流を深めることができただけでなく、ドイツの学生の日本語学習を支援し、日本についての問いかけに答えることよって、日本語と日本文化について改めて考える機会を得ました。
また、2018年9月10日(月)から14日(金)まで、本学において、エアランゲン-ニュルンベルグ大学の同学生15名を対象とした日本語教育の実践授業を実施しました。
カリキュラム策定から教材作成、授業実施までの一連のコース運営を、夏学期の授業「日本語教育実習」での実習として、本学の学部生や大学院生が行いました。