アフガニスタン元留学生の支援について
2022.12.02
2021年8月のアフガニスタンでの政変を受け、本学は、アフガニスタン元留学生家族を支援することを決定し、今年2022年8月と10月に2家族21名を受け入れました。今回受け入れたアフガニスタン元留学生のうち、1名は本学にて修士号を、もう1名は博士号を取得しました。アフガニスタン帰国後に母国にて旧政府に対して重要な貢献をしていましたが、政変により身の安全を脅かされることになったため、今回受け入れることとしました。
本学では、府中市をはじめさまざまな団体の協力を得ながら、この2家族に対して住居の提供、日本語講座の提供を含む当面の生活支援を行なっております。しばらくの間、母国に帰国することは困難であることから、日本や第三国で元留学生が日本で受けた教育を基盤とした高度な能力を生かしながら活躍できる未来のために、伴走しております。
本学のみによる支援には限りがあることから、引き続き、皆様からの温かいご支援を賜れれば幸いです。
【アフガニスタン元留学生とその家族を支援】
アフガニスタン?サポートチームを立ち上げて、来日後の生活?就職、自立支援を開始しました。
支援概要:
- 査証取得手続き支援
- 在留資格変更手続き支援
- 元留学生本人への一定期間の非常勤講師等業務提供
- 元留学生家族への謝金業務提供
- 住居としての学生寮の提供(家具?水道光熱費込)
- 日本語講座の提供(対面?オンライン)
- 通院、学校、市役所等とのやりとり含む生活支援
- 生活必需品の寄付/提供
- 本人と家族への就職活動?進学支援
- 講演会等、地域との交流機会創出支援
- クラウドファンディング/寄付募集
支援/問合せ窓口:アフガニスタン?サポートチーム(afgst@tufs.ac.jp)
【アフガニスタン関連イベント等情報】
- 第1回アフガニスタンワークショップ(2022年10月11日開催)
- アフガニスタン写真パネル展(2022年12月7日?2023年1月12日開催)
- 留学生?地域交流事業「日本とアフガニスタン なにが同じ?なにがちがう?」(2023年12月22日開催)