【出版会新刊】『新しい意識』ファム?コン?ティエン 著、野平宗弘 訳(4/1発売)

2022.04.11

東京外国語大学出版会より、『新しい意識』が2022年4月1日に刊行されました。1960年代のベトナムで出版された先駆的な文芸評論集で、当時の国内情勢などとも相まって若者を中心に広く読まれ、現在も読み継がれている1冊です。

【ジャンル】文芸?思想
【版?頁】四六判変形?並製?564頁
【本 体】3800円+税
【ISBN】978-4-904575-96-3 C0098
【出版年月】2022年4月1日発売

本の内容

1964年、ベトナムの若き詩人思想家の苦悶と覚醒の記録

ヘンリー?ミラー、カフカ、クレマン?ロセ、ジッド、フォークナー、フロム、鈴木大拙、サルトル、ハイデガー、ユグナン、ヘミングウェイ、カザンザキス、トマス?ウルフ、ニーチェ、チャップリン、モーム、サローヤン、イヴォ?アンドリッチ、アポリネール、禅などの思想における新しい意識のあり方を通じて、自身の内なる〈生〉の炎を燃え上がらせ論じる文芸批評をまとめた一冊。ベトナム戦争下の若者たちの共感を呼び、現在も読み継がれる導きの書。時代や地域を越えていのちの共鳴を呼び起こす。1967年の思想書『深淵の沈黙』(訳書は東京外国語大学出版会から2018年刊行)に続き初邦訳。

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