英語スピーキングテスト(BCT-S)徹底解説!
2021.12.27
東京外国語大学の一般選抜(前期日程)では「英語スピーキングテスト(BCT-S)」を実施します。
大学入試で英語のスピーキングテストが課されるというのは全国でも珍しいので、対策の立て方が難しいと考えている人が多いかもしれません。
しかし一方で、高校生の皆さん、受験生の皆さんの多くは、既に英語4技能の検定試験を受検した経験があるのではないでしょうか。
東京外国語大学で実施する英語スピーキングテスト(BCT-S)も、他の検定試験と似ている部分がたくさんありますので、決して恐れることはありません。もちろん、スピーキングテストが全くの未経験という人も安心して下さい。これからご紹介する資料や動画を参考にして、自信を持って試験に臨んで下さい。
テストの概要と学習のヒント
英語スピーキングテスト(BCT-S)の具体的な内容についてブリティッシュカウンシルの公式ページで確認することが出来ます。
あわせて「受験者ガイド(Adobe PDF 2MB)」を読んでテストの概要を確認しましょう。
英語スピーキングテスト(BCT-S)がどのように行われるのか、問題構成や出題内容、サンプル問題(タイプA)、学習のヒントなどが詳しく説明されています。
BCT-S紙上体験
次に、BCT-Sを紙上で体験してみましょう。受験者ガイドとは別のサンプル問題が用意されています(タイプB)。PDF版なので時間制限はありません。問題文を読んだ後、自分の解答をスマートフォンやICレコーダーなどに録音し、聞き返してみることをお薦めします。
解答例と解説
紙上体験で扱われていたサンプル問題(タイプB)の解説動画を見てみましょう。(解説は英語です)
問題が表示された後に、解答例の紹介があります。音声だけでなく、テロップも表示されますので、内容は理解しやすいと思います。CEFRの「B1レベル」と評価される解答例と、「B2レベル」と評価される解答例がそれぞれ紹介されます。
また、解答例に対する解説では、どういう点に注意すれば良いのか、詳しい説明がありますので参考にして下さい。
サンプル問題(ウェブ版)
それでは最後に、本番の試験イメージに近い環境で、サンプル問題(タイプA)を体験してみましょう。ウェブ版では時間制限がありますので、試験の感覚をつかむための練習になります。是非繰り返し体験してみて下さい。
ここで紹介した情報を参考に、しっかりと準備をしてきて下さい。サンプル問題は2種類(タイプAとタイプB)有りますが、違うキーワードや写真を用意すれば様々な設問パターンを練習する事が可能です。皆さんが、試験当日に実力を十二分に発揮されることを願っています。
※ BCT-S(British Council TUFS - Speaking Test for Japanese Universities)は、東京外国語大学とブリティッシュ?カウンシルが協働で開発した大学入試用スピーキング?テストです。