本学学生が「子どもの日本語教育研究会大会」で発表
2017.03.31
2017年3月11日(土)、「子どもの日本語教育研究会第2回大会」(主催:子どもの日本語教育研究会事務局)が早稲田大学で開催され、「外国につながる子どもと学生がともに歩む場-府中市国際交流サロンでの取り組み-」をテーマに、児童学習支援の活動をする本学の学生6名がポスター発表をおこないました。
会場からたくさん質問やアドバイスが寄せられ、学生たちにとって貴重な成長の機会となりました。
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発表者
荒木大岳さん(国際社会学部 西南ヨーロッパ地域2年)
妻井瑞季さん(国際社会学部 アフリカ地域2年)
岸野彩花さん(国際社会学部 東南アジア地域2年)
小林奈央さん(言語文化学部 英語2年)
後藤亜也佳さん(言語文化学部 英語2年)
小林由芽さん(言語文化学部 ペルシア語2年)
*学年は2017年3月31日時点のもの
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学生の活動レポート
レポーター:国際社会学部アフリカ地域2年 妻井瑞季さん
研究会に参加しようと思ったのは、自分の言葉でくりふ (*) の活動を伝えられるようになりたいという気持ちからでした。しかし、実際に準備や発表をしてみるとそれ以上の成果を得ることができました。
発表の準備過程では、普段みんながどのような思いで活動をしているのか、ずっと知りたいと思いながら話せていなかったので、メンバーのくりふに対する思いや考え方を共有できたことがとてもよかったと思います。できれば、今後もくりふのメンバー全員で意見交換をする場をつくりたいと個人的に思っています。
発表後は多くの方から質問や意見をいただいて課題や改善点もたくさん見つかりました。また、私たちの活動はさまざまな方々に支えられながら成り立っている活動なんだと改めて実感しました。保護者とのやり取りをはじめ、運営に関わってくださっている府中市の方。いつも学生に的確なアドバイスをくださる西原さん。また、私たちの活動の基盤をつくってくださった先輩方。このような方々がいなければ、私たちは今回のような発表をすることはできなかったと思います。外に発信していくことで、私たちでは気がつかなかったくりふの活動の良さや課題、改善点などを発見することができて良い機会になりました。
今後も「子どもたちが安心して友達や学生と話せる場をつくる」ことを目標に、継続して子どもたちとともに成長していきたいと思います。
*くりふ:本学ボランティア活動スペース(VOLAS)で児童学習支援の活動をおこなうグループ