「夏期世界史セミナー 世界史の最前線Ⅶ」を7/27?7/28に開催しました
2015.07.30
7月27日(月)、28日(火)の2日間にわたり、「夏期世界史セミナー世界史の最前線Ⅶ」(主催:本学海外事情研究所)が、高大連携事業の一環として開催されました。
このセミナーは本学の世界各地域の歴史学担当教員による最新の研究成果を公開するとともに、高等学校で世界史教育を担当する先生方との対話を通じて世界史教育に新たな視座を示すことを目標に2009年以来7年間にわたり行われています。
北は青森県から南は香川県までの都府県から世界史を担当する教員が2日間延べ約170名集まり、本学教員が世界各地域の歴史学研究における最新の成果を講義しました。各講義の後には、本学教員と参加者との間で、質疑応答や意見交換が活発に行われました。
また、今年度は世界史講義の他、金井光太朗教授による科研「地域研究に基づく「世界史」教育の実践的研究」(研究代表者:金井光太朗)の調査結果報告及び「高大連携歴史教育研究会」結成の呼びかけ、山口登之戦略支援室長よる本学の説明(特に高大接続に関して)も行われました。
参加者からの感想
2回目から毎年来ています。明後日全国歴史教育研究協議会のシンポジウムで小中高大の歴史教育で大学との連携についてパネルディスカッションを行う予定です。昨日午前中に行われた高大の歴史教育の連携に関するお話しを聴いて大変参考になりましたし、自分が日頃思っていることを参加者の皆さんも同様に感じていたということがわかりましたので、今後に役立てていきたいと思います。
講義についても、普段はある意味ルーチンワーク的に授業を教えていますので、こういった新しい研究成果の話を聴き知的な刺激を受けらるのはとても楽しいです。ここで学んだことをそのまま高校の現場で話すことはないにしても、教員自身が「学ぶ」ということを忘れないためにも、とても有意義な機会です。
東京都立立川国際中等教育学校 塚原先生
ここ数年参加しています。新しい視点で見たり、いままでにない世界史の見方を考えるきっかけになっているので、毎年楽しみにしています。
成田高等学校 深田先生
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