本学学生が外国につながる生徒のための日本語支援授業の実践現場を6/29に見学しました
2015.07.02
6月29日(月)、言語文化学部グローバル?コミュニケーション?コースで日本語教育を学ぶ3年生の有志8名が、河路教授の引率により都立小山台高校定時制でおこなわれている日本語支援の必要な生徒のための取り出し授業(*1)の「国語」「社会」を見学しました。
都立小山台高校定時制の生徒の約三分の一は、外国につながる生徒(*2)です。河路教授が本校の連絡協議会委員を務めているのがきっかけで、本学大学院総合国際学研究科博士前期課程の言語応用専攻日本語教育学専修コース在籍で国語の教員免許を持つ大学院生が、代々「国語」の取り出し授業の講師を担当してきました。
現在は、正木みゆさん、布村猛さん(共に大学院総合国際学研究科 言語応用専攻 日本語教育学専修コース1年)の2名が、1年生から3年生までの取り出し授業を担当しています。29日に見学した「国語」は正木さんの授業でした。見学の際、生徒や先生方と一緒に給食もいただきました。
*1 取り出し授業:外国につながる生徒たちに対して通常の授業とは別に日本語を集中的に教える活動。
*2 外国につながる生徒:外国から来日する子どもだけでなく、日本生まれの外国人や国際結婚の子どもなど、多様な言語や文化の中で育つ子ども(生徒)。