ベンガル語専攻の2年生全員がバングラデシュで研修参加
2014.03.20
ベンガル語専攻の10名、2年生全員が、2月19日から26日までの約一週間の日程で、バングラデシュ研修旅行に行きました。この研修は、バングラデシュ政府の招待によるもので、本学非常勤講師のモンンズルル?ハック先生が引率をしました。
研修旅行のひとつの目玉は2月21日のベンガル語国語化運動の記念日を見学することです。当日は朝早くからショヒド?ミナルや国立博物館等を見学し、あわせてこの時期に必ず開かれるブック?フェアを訪れました。そのほか、ダッカ大学、独立戦争記念館、シシュ(子ども)?アカデミーなど、ダッカ市内の各所を訪れ、さまざまな人と交流しました。
23日にはバスでジョショルまで移動し、カジュラ村でノクシカタ(伝統的なパッチワーク刺繍)作成を見学し、現地の人々と交流、さらに24日25日には世界遺産(自然遺産)でもあるシュンドルボンを船にて観光するというたいへんに充実した旅行でした。
今回の研修旅行はバングラデシュ大使館の御好意と働きかけにより実現したもので、帰国後参加者はお礼と報告を兼ねて大使館を訪問しました。
参加学生のコメント
小林加奈さん、
ツアーに参加できて本当に良かった。一生忘れられない経験になった。そしてまたバングラデシュの地を踏みたいと思った!
伊藤巧作さん
今回のバングラ旅行はたった数日間でしたけど、そこに様々で、とてつもない量の内容だったと思います。
これのおかげで今まで漠然としていた、どうしてベンガル語を学んでいるのか、というのが一気に具現化されて自分のすべきことなどが分かりました。
関谷レイミさん
以前インドに行ったことがあり、雰囲気は近いものと思っていましたが、街中の不整備なごちゃごちゃ感、人の多さ、河川下流域散村の人々の目、素朴な暮らし、美しい世界遺産シュンドルボン…これらはユニークなものでした。その空気を肌で味わい、語学に対するモチベーションも上がりました。
小ノ澤志歩さん
今回の研修でパワフルでアグレッシブなベンガルの姿を垣間みることができ、今後の大学での学習や研究において、大変有意義な時間となりました。また、バングラデシュで仕事や活動をしている日本人の方からもお話をお伺いする機会があり、両国の深いつながりを感じると共に、ベンガル語専攻の学生として、その関係に少しでも参加できる今の環境を嬉しく思います。このような貴重な機会を設けていただき、先生方やバングラデシュ大使館?外務省の方々、バングラデシュでお会いした皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
中ノ瀬優太さん
バングラデシュの自然や文化、様々なことを直接肌で感じ、貴重な経験をすることができた旅だったと思います!
東頭拓也さん
食べ物が悉皆辛いなど辛いことも有りましたが、バングラデシュの文化を新しい側面から見られたことは非常に貴重な体験でした。
独立運動の一つの切っ掛けの記念日である忙しい時期にご招待頂き、改めて大使館並びに外務省の各位に御礼申し上げます。
大澤友佳さん
日本にいたら気が付けなかったことをたくさん発見して、日本では忘れかけていた人の温かみのようなものも感じることができて、かけがえのない体験となりました。ありがとうございました。