OFIASブラウンバッグフォーラム(平成18年/2006年度)
第5回
大学と国際協力~アフガニスタンとアチェに対する文化財復興支援~
講演者:
国立公文書館修復室 有友 至(ありとも いたる)
アフガニスタン文字文化財保存支援室 八尾師 誠(はちおし まこと)
アチェ文化財復興支援室 青山 亨(あおやま とおる)
日時:平成19年2月14日(水)12:15~13:15(質疑応答を含む)
会場:東京外国語大学アジア?アフリカ言語文化研究所3階304マルチメディア室
内戦や災害の惨禍から立ち上がり復興をめざす人たちに対して、日本の大学は何ができるでしょうか。
本学では文化的アイデンティティの回復?確保を重視し、アフガニスタン?イスラーム共和国や、スマトラ沖地震?津波で被災したインドネシアのアチェに対して文化財の修復?保存支援事業を実施してきました。
第5回OFIASブラウンバッグフォーラムでは、復興を担う人材としての専門家の養成にご協力いただいている国立公文書館の有友氏を迎え、史資料保存研修の様子や本学の二つの支援室の活動をご紹介しました。
支援の目線や継続性の重要性などに焦点があてられた有友氏の講演には、保存?修復専門家としての実感がこもっており感銘を受けたとの参加者の声が多々寄せられました。
リンク:
国立公文書館
アフガニスタン文字文化財保存支援室(アフガニスタン研究ネットワーク)
アチェ文化財復興支援室
ちらしはこちら
____________________________________________
レバノン退避時の行動~情報収集と人脈の視点から
講演者:池田 昭光(いけだ あきみつ)(東京都立大学大学院/レバノン大学社会科学研究所)
日時:平成18年12月13日(水)12:15~13:15(質疑応答を含む)
会場:東京外国語大学事務局庁舎(本部管理棟)2階 中会議室
AA研フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)?国際学術戦略本部(OFIAS)共催
第4回の今回は、東京都立大学大学院及びレバノン大学社会科学研究所所属で、本学海外拠点中東研究日本センター(JaCMES)に駐在いただいている池田昭光さんを一時帰国の機会にお迎えしました。社会人類学がご専門の池田さんは2004年末より現地でフィールドワークを進めており、本年7月のイスラエルの攻撃時にもレバノンに滞在されていました。その時の冷静な脱出の様子や海外に拠点を構えて人脈をつくりあげていく意義などに関し興味深いお話を伺いました。
ちらしはこちら____________________________________________
私のsecond home-town Seattle
日時:平成18年11月17日(金) 12:30~13:10 (質疑応答を含む)
提供者:東京外国語大学国際学術戦略本部国際展開マネージャー 関 米勝(せき よねかつ)
場所:東京外国語大学事務局庁舎(本部管理棟)2階大会議室
※日本語による講演
今回は、国立大学法人とは異なる業界といえる商社に長年勤務された話題提供者の海外勤務経験を知る貴重な場となりました。
また、前回に引き続き、今回の話題提供者も本学卒業生であることから、本学卒業生の様々な進路を示す機会という意味でも大変有意義でした。
日々多忙な中で業務を遂行している本学教職員ではありますが、フランクな交流が続くよう、今後もよりよいフォーラムを開催していきたいと思っております。
____________________________________________
韓国での拠点運営及び教育?留学事情~ソウルでの勤務経験を中心に~
日時:平成18年11月10日(金) 12:30~13:10 (質疑応答を含む)
提供者:東京外国語大学研究協力課国際交流係長 森朴 憲治(しんぼく けんじ)
場所:東京外国語大学事務局庁舎(本部管理棟)2階大会議室
※日本語による講演
東京外国語大学国際学術戦略本部(OFIAS-TUFS)は、「OFIASブラウンバッグフォーラム」と題し、 昼食の時間帯を利用した語らいの場を開いていくことにいたしました。
OFIASにとって初の試みでしたが、本学職員には経験が少ない話題提供者の経験をユーモアを交えながら本学教職員に伝える貴重な場となりました。
また、ランチタイムを利用して気軽に話が聞けるスタイルについても大変好評で、アンケートの回答に具体的な教職員名を挙げながらのリクエストが出るなど、今後の開催に期待が持てる結果となりました。
教職員間のフランクな交流という側面からも有意義であり、新たな提案も多く寄せられましたので、試行錯誤をしながら、よりよいフォーラムを開催していきたいと思っております。
OFIASトップページ
____________________________________________________________
OFIAS-TUFS事務局
Copyrightc2008 Tokyo University of Foreign Studies, All Rights Reserved