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第58回ASCセミナー「アフリカにおける教育と言語:主にタンザニアの事例から」

2021年3月2日(木)17:40~19:10(JST)

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現代アフリカ地域研究センターでは日本アフリカ学会関東支部との共催で第58回ASC セミナーを開催します。スピーカーには、アフリカ諸国の言語政策と多言語主義をテーマにタンザニアで研究されている沓掛沙弥香氏をお迎えし、熊本県立大学の砂野幸稔名誉教授にコメンテーターとしてご参加いただきます。

本セミナーでは、タンザニアにおける調査データを基に、現代アフリカにおいて教育言語の選択が難しい問題であり続けている理由を考察します。

◆演 題:アフリカにおける教育と言語:主にタンザニアの事例から

◆講演者:沓掛 沙弥香 氏(日本学術振興会?特別研究員PD/東京外国語大学アジア?アフリカ言語文化研究所?共同研究員)

◆コメンテーター:砂野 幸稔 氏(熊本県立大学?名誉教授)

◆要 旨:「どの言語で学ぶのか」は、現代アフリカ社会が抱える主要な言語問題の一つです。アフリカにおいて、「理解しやすい言語で学ぶこと」は、「難しい選択」であり続けています。また、最近では、教育と言語をめぐる議論の多くがヨーロッパ的な言語観や文脈を内包しており、アフリカの言語状況を十分にとらえることができていなかったことが批判されています。
 本発表では、まず、なぜアフリカにおいて、教育言語の選択が難しい問題であり続けているのかを明らかにします。また、教育と言語をめぐる従来の議論や最近の動向を概観したうえで、発表者がフィールドワークを行ったタンザニアの事例を詳しく取り上げ、アフリカにおける教育と言語の問題を考察します。

◆日 時:2021年3月2日(火)17:40~19:10(JST)

◆場 所:Zoomでのオンライン開催

◆使用言語:日本語

◆参加費:無料

◆参加をご希望の方は、こちらより事前にお申し込みください。定員:300名。申し込み〆切:2021年2月28日(日)。定員に達ししだい締め切らせていただきます。

◆共催:日本アフリカ学会関東支部