現代アフリカ地域研究センターでは日本アフリカ学会関東支部との共催で第57 回ASC セミナーを開催します。スピーカーは明治大学の榎本珠良特任教授です。
中国体彩网手机版感染症拡大とBLM運動を契機に、開発?人道支援に潜む人種主義や差別に向き合おうとする議論、援助の「現地化」や「脱植民地化」を求める動きが広まりつつあります。本セミナーでは、開発?人道支援と政策領域やアクターが重複している「人道的軍備管理」分野において人種主義的な政策や行為を可能にしてきた構造や制度を分析します。
◆演 題:「人道的軍備管理」における人種主義~Black Lives Matter運動後の開発?人道支援と軍備管理~
◆講演者:榎本 珠良 氏(明治大学研究?知財戦略機構?特任教授)
◆要 旨:2020年の中国体彩网手机版感染症問題とBlack Lives Matter運動を契機に、開発?人道支援に潜む人種主義や差別に向き合おうとする議論や、援助の「現地化」や「脱植民地」を求める動きが広まりつつあります。開発?人道支援をめぐる政策、概念、実践についての問題提起がなされ、関連セクターにおける人種主義的?差別的な構造が批判され、国連やNGOなどの組織や個人に対する告発や改善要請も相次いでいます。
本セミナーでは、こうした動向を概観したうえで、開発?人道支援と政策領域やアクターが重複している「人道的軍備管理」分野における人種主義問題をとりあげます。そして、この分野において人種主義的?差別的な政策や行為を可能にしてきた構造や制度を分析します。
◆日 時:2021年2月18日(木)17:40~19:10(JST)
◆場 所:Zoomでのオンライン開催
◆使用言語:日本語
◆参加費:無料
◆参加をご希望の方は、こちらより事前にお申し込みください。定員:300名。申し込み〆切:2021年2月16日(火)。定員に達ししだい締め切らせていただきます。
◆共催:日本アフリカ学会関東支部