東京外国語大学では、「Black Lives Matter 運動から学ぶこと―多?化共?、サステイナビリティについて考えるために―」と題し連続セミナーを開催しています。
第5回目のテーマはアフリカ?グローバリゼーション?BLMです。武内進一センター長がスピーカーのひとりを務め、「アフリカ研究者がBLMから学んだこと」と題して講演します。
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「アメリカの黒人」という言葉が特殊な意味をもつように、黒人問題はアフリカとアメリカで異なる位相をもつ。だが近代以降のグローバル世界で奴隷制と資本主義が進展し、科学的普遍主義を携えた西洋的意識が、「黒」や「有色」を貶めてきた歴史は厳然と存在する。連続セミナー第5回は、第一期の締めとして、セミナー企画者であるサステイナビリティ研究の担当者2名がアフリカとグローバリゼーションの観点からBLMを考察する。
◆講演者/講演タイトル
中山智香子(大学院総合国際学研究院?教授)
「世界システムとBLM:極東からグローバルサウスを考える」
武内進一(現代アフリカ地域研究センター/大学院総合国際学研究院?教授)
「アフリカ研究者がBLMから学んだこと」
◆日時:2021年2月10日(水)17:40~19:40
◆場所:Zoomウェビナーでのオンライン開催
◆使用言語:日本語
◆参加費:無料
◆事前申し込み:必要(本学学生優先。先着受付順。)
こちらより事前のお申し込みをお願いいたします(2月5日(金)正午(日本時間)〆切)。
◆共催:東京外国語大学多文化共生研究創生WG、現代アフリカ地域研究センター、海外事情研究所
◆問い合わせ先:BLM-seminartufs.ac.jp(連続セミナー担当)
★BLM連続セミナーの今後開催予定テーマ
?現代アメリカ文学と芸術におけるBLM
?BLMの新しい地平 ―機会均等に向けて
?BLMの可能性:人種とジェンダーの視点から ほか