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早川千晶さんを招いてセミナーを開催します

2019年10月2日(水)17:40~19:10

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現代アフリカ地域研究センターでは、日本アフリカ学会関東支部との共催で第39回ASCセミナーを開催します。今回お招きするのは、ケニア最大級の貧民街キベラスラムに子どもたちのための駆け込み寺「マゴソスクール」を設立した早川千晶氏です。

学校と孤児院を運営しながら、30年以上にわたりスラムの人々と深くつきあってきた早川氏。本セミナーでは、生と死が隣り合わせのスラムで生きる人々の日常と、子どもたちへの教育の取り組みについて語っていただきます。

早川氏の活動の詳細については、「マゴソスクールを支える会」のウェブサイトよりご覧いただけます。

◆演 題:キベラスラムの日常から~ケニアの貧民街に学校を作る~

◆講演者:早川 千晶氏(マゴソスクール?代表)

◆講演概要:
キベラスラムは100年以上の歴史を有し、ケニア全土から貧困者が集まるケニア最大の貧民街です。そこではキベラスラム独自の不文律のもとに人々が独自の秩序と社会構造を作り生きています。
大都会ナイロビの片隅で、極限の貧困状態の中、あの手この手で生き抜く人々。その生命力と、生きることへの貪欲さに魅力を感じ、スラムの人々と深く付き合い30年になりました。いつの間にかスラム住民たちと貧困児童の救済をはじめ、今では生徒数500名以上になる学校と孤児院を運営しています。
生と死が常に隣り合わせのスラム暮らしの現実。病気、犯罪、暴力があふれる日常で、独自の倫理観と道徳観を持って生きる人々。暴動や強制撤去などの緊急事態が起きても、すぐに平静を取り戻す柔軟性。スラムで生きる人々の日常の姿と、子どもたちへの教育の取り組みを語ります。

◆講演者略歴:1966年生まれ。ケニア在住31年。キベラスラムのマゴソスクール主宰。撮影コーディネーター、通訳、ライター、「アフリカに深く触れる旅」案内人。1999年、ナイロビ最大級のスラム?キベラで、孤児?ストリートチルドレン?貧困児童のための駆け込み寺「マゴソスクール」を設立、ミリティーニ村にジュンバ?ラ?ワトト(子どもの家)、キベラスラム出身の高校生?大学生の奨学生グループ「マゴソOBOGクラブ」、マゴソ洋裁作業所、障がい児特別学級などを運営している。著書に「アフリカ日和」。2013年在ケニア日本大使館在外公館長表彰、2015年度第5回賀川賞受賞。2018年ドゥルマ民族の旗演題、概要持に就任。

◆日 時:2019年10月2日(水) 17:40~19:10

◆場 所:東京外国語大学 研究講義棟113教室

◆使用言語:日本語

◆参加費:無料

◆事前申し込み:不要(どなたでも参加できます)

◆共催:日本アフリカ学会関東支部