11月3日のキックオフ?シンポジウムでも報告し、2018年1月31日までの3か月間、当センターに客員教授として招へい中のドゥニ?ジャン?ソンワ氏が、第4回KU-TUFSセミナーの講師を務めます。
報告タイトルは、「カメルーンにおけるカカオ?アグロフォレスト運営とREDDプラスの力学(Cocoa Agroforest Management and REDD+ Dynamics in Cameroon)」。REDDプラスとは、2005年に開催された国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の第11回締約国会合(COP11)で提案された「途上国の森林減少?劣化に由来する排出の削減」に、COP13の結果から「森林炭素ストックの保全及び持続可能な森林経営ならびに森林炭素ストックの向上」という考え方を追加したもの(詳細はこちらをご参照ください)。カメルーンにおいて温室効果ガスを削減するための主要な対策として用いられているREDDプラス。というのも、カカオはカメルーンの経済を支える主要作物ですが、カカオ農園をつくり運営することが森林被覆率を上げ、さらに森林炭素ストックの向上へとつながるからなのです。本セミナーでは、カメルーンにおけるREDDプラスの影響と、カカオ農園との関連性について解説します。
◆講演者:ドゥニ?ジャン?ソンワ氏
(国際森林研究センター<CIFOR>/国際熱帯農業研究所<IITA>?主任研究員、
東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター?客員教授)
◆演題:カメルーンにおけるカカオ?アグロフォレスト運営とREDDプラスの力学
(Cocoa Agroforest Management and REDD+ Dynamics in Cameroon)
◆日時:2017年12月15日 13:30~15:30
◆場所:京都大学 稲盛財団記念館3階セミナー室(318号室)
◆使用言語:英語(通訳なし)
◆参加費:無料
◆事前申し込み:不要(どなたでも参加できます)
◆共同主催:京都大学アフリカ地域研究資料センター、東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター
◆お問い合わせ:東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター
住所/〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1 研究講義棟4F 401E2号室
TEL&FAX/042-330-5540
e-mail/africanstudies-centertufs.ac.jp
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