2019年11月29日(金)に、ルワンダ留学生交流会2019を開催しました。この秋より東京外国語大学で学んでいるヘレンさんとオクタブさんから、寄附者の皆さまに直接、感謝の気持ちをお伝えするために開催したものです。昨年に続き、今年も寄附者の方々を中心に、本学の学生や留学生、高校生、一般の方々など、総勢70名を超える参加者にお集まりいただきました。
二部構成で行われた交流会。第一部では、武内センター長による挨拶のあと、ヘレンさんとオクタブさんが所属するプロテスタント人文?社会科学大学(PIASS)へ留学していた本学の飯野真子さんと梅津知花さんから、留学生活やインターンシップなど大学での授業以外に行った活動などについて紹介がありました。教室の中で学ぶだけでなく、キャンパス外に出て現地の人々と手を取り合い行う活動に参加できることが、日本人留学生にとって大変貴重な経験になっているようです。
その後、オクタブさんとヘレンさんが、これまでの日本での暮らしや日本に来て驚いたことなどを発表してくれました。2人とも、PIASSの上級講師である佐々木和之先生と共に訪れた沖縄スタディツアーが大変、印象深かったようです。それ以外にも、日本と母国の違い、そしてこれからの留学生活で学びたいことをたくさん語ってくれました。2人の発表は、日本人留学生としても報告してくれた梅津さんが同時通訳を務めてくれました。
オクタブさんの発表は下記よりご覧いただけます。
ヘレンさんの発表は下記よりご覧いただけます。
質疑応答では、コンゴ民主共和国出身のヘレンさんに母国についての質問があり、ヘレンさんは丁寧に詳しく解説してくれました。
第一部の最後には、佐々木和之先生より改めて寄附者の皆さまへの御礼の言葉を頂戴しました。
第二部は、松隈潤副学長の挨拶で始まり、その後はフリートークタイムとなりました。ヘレンさんとオクタブさんは、参加してくださった皆さまほぼ全員と、直接お話することができました。
また、第二部の途中では、2018年9月~2019年7月まで本学で学んでいたシュクルさんとロドリグさんが寄せてくれたメッセージも紹介しました。
ロドリグはビデオメッセージを送ってくれました。
また、第一部の最後には、来年度春にまた、新たなクラウドファンディング?プロジェクトを始動する予定であることが発表されました。現在、プロジェクト実施に向けて留学生の選定など、着々と準備を進めています。詳細が決まりましたらまた案内させていただきます。また、皆さまからの温かいご支援をいただけたら幸いです。