ルワンダにあるプロテスタント人文?社会科学大学(PIASS)から留学生を招くため、2018年4月4日~5月31日の期間で行なっていたクラウドファンディング企画「紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から日本へ留学生を招こう」。多くの方々からの協力を得て、当初の目標金額の1.7倍にあたる170万3000円が集まりました。ご協力くださった皆さまには改めて御礼申し上げます。
これにより、2018年10月からの10か月間、ムレカテテ?シュクルさんとエリー?ロドリグ?イチャーツェさんは東京外国語大学にて学べることが決定いたしました。また、こちらはこれから候補者を選考しますが、2019年10月からの10か月間にも1~2名の留学生を日本に招きます。寄附金は航空運賃と生活費の補助として使用させていただきます(クラウドファンディング手数料を除く)。詳細につきましては追って報告させていただきます。
留学生渡日後には、彼らが日本での生活に少しでも早くなじめるよう、サポートしていきます。留学生たちの日本での生活のようすは、「活動記録」内の「招へい研究者?留学生」のページで随時更新していきます。
今回のクラウドファンディングの試みは、多くの方々からご協力を得られたおかげで大成功を収めました。しかしこれは、研究と教育の両面において日本とアフリカのネットワークを構築し強化していくという当センターの目標に向けた第一歩でしかありません。支援にはさまざまなかたちがありますが、まずは経済的なサポートで、アフリカの若者たちに選択肢の幅を広げてもらいたいと思っています。これを実現するために、今後もクラウドファンディング等を通じて資金調達の活動を続けていきます。
【武内センター長からの御礼メッセージ】
皆様
ルワンダから留学生を呼ぶための私たちの取り組みに、多大なご支援いただきましたこと、心から御礼申し上げます。おかげさまで、予想をはるかに上回るご寄付を集めることができました。
これにより、この秋から、PIASSの学生2名を東京外国語大学に招くことができます。また、来年も1-2名招くことができることが確定しました。いただいたご寄付の使途につきましては改めてご報告いたしますが、PIASSの学生招致が決まったことでまずは安堵しております。
今後は、やってくる留学生が東京外国語大学で充実したキャンパスライフを送ることができるよう、最大限サポートしていきたいと思います。11月初旬には、支援していただいた皆様との交流会も予定しております。追ってご案内差し上げますが、こちらにも出席いただければ嬉しく存じます。
このたびは、様々な方々からご支援をいただき、クラウドファンディングを成功させることができました。お一人お一人に厚く御礼申し上げます。感謝の言葉を直接お伝えする機会があることを願っております。
改めまして、どうもありがとうございました。
東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター 武内進一