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2012年11月 月次レポート(説田英香 ドイツ)

11月レポート

説田英香
派遣先: フライブルク大学(ドイツ連邦共和国)

 報告者は、11月22日?24日にかけて、ドイツのヒルデスハイム大学で開催された国際セミナーに参加した。そのため、11月は先月に引き続き文書史料の分析を行う傍ら、国際セミナー報告の準備に取り組んだ。報告では主に、博士論文のコンセプト及びこれまでの研究結果を紹介した。質疑応答の時間には、今後の研究の参考となる、他分野からの鋭い指摘や批判が挙った。反省点はいくつかあるものの、全体的に満足のいく報告及び議論をすることができたと感じている。また、それ以外の交流の場では、ヒルデスハイム大学の研究者および教授から、今後の研究に繋がる貴重なアドバイスや刺激的な意見を、個人的に得る事ができた。報告者はドイツを研究の場としていることもあり、今後も研究において彼らとの交流を続けて行きたいと考えている。更に、短時間ではあったが、同時通訳の貴重な経験の機会も頂く事が出来、報告以外の場でも勉強となった。それ以外にも、参加者間での交流を通じ、たくさんの刺激を受けることができた。短い期間ではあったが、非常に貴重かつ有意義なセミナーであったと感じている。この国際セミナーで得た様々な経験をもとに、引き続き研究に励んでいきたい。

 12月は、博士論文の構成の作成および史料分析を予定している。

以上

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