第1回ＩＴＰ-EUROPA国際セミナーがonline magazineに紹介されました
シンポジウム紹介
文化的鏡像の諸相－地理‐批評学/文学の研究 日本とヨーロッパ
by Stefano Colangelo（ボローニャ大学）
（2011年7月 雑誌『トランスポストクロス-文学文化』 (ODOYA出版社) 掲載）
（要約）
私たちのイタリアが、日本の特徴を想像のなかで非常にゆっくりと冷静に積み重ねながら再び日本を眺めている。一方で日本はイタリアを、創造力がひらめく、得体の知れないサブカルチャーを経験したいささか落着きを欠いた不思議で危機的なヨーロッパの分派と見ている。東京外国語大学が昨年12月、ボローニャ大学プロディ講堂で、ボローニャ大学芸術学部と文哲学部イタリア学研究科の共催で、ドイツ、フランス、イタリアにおいてヨーロッパ交換プログラムに専念する若き研究者たちを、『文化的鏡像の諸相―地理‐批評学/文学の考察 日本とヨーロッパ』と題した2日にわたる国際会議に集結させた。この会議には、東洋学、政治理論、映画、パフォーマンス?アート、歴史、ヨーロッパと日本のイタリア学の研究者が招かれた。
