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2011年10月 月次レポート(山﨑美保 インドネシア)

ITP-AA派遣報告書(10月)
派遣先:オランダ(ライデン大学)
報告者:山﨑美保

 今月は、インドネシアでの調査を終え、オランダでの資料収集を開始した。月の前半は、主にライデン大学での手続きと滞在先の契約に時間を費やした。指導教員であるKlokke教授には図書館等の施設を案内して頂き、資料収集等におけるアドバイスをいただいた。教授とは主にメールで連絡をとり、アドバイスを頂いている。
 オランダではライデンを中心に、研究に必要な資料収集を行うことを目的としている。短期間の調査のため、ライデン大学での講義には参加していない。資料収集は主にライデン大学図書館、そして王立研究機関のKITLV(Koninklijk Instituut voor Taal-, Land- en Volkenkunde)の図書館で行っている。現段階ではKITLV図書館での資料収集はほぼ終了している。
 図書館での資料収集のほかに、各地の博物館での資料収集も行う予定である。特にライデンの民族博物館(Museum Volkenkunde Leiden)にはいくつかの研究対象である刻文が所蔵されている。しかし現在、建物修復中のため現物をみることができないようである。これらの刻文に関しては、ローマ字転写、刻文の写真等を含んだ資料を探し、研究に役立てようと考えている。
 11月は引き続き、これらの図書館での資料収集を中心に行い、その他博物館での資料収集も行う予定である。

 

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