HIPS

東京外国語大学大学院 ダブル?ディグリー修士プログラム
「公共圏における歴史(HIPS)」

コンソーシアム(連携大学)

*コンソーシアムパートナーは、本学?中央ヨーロッパ大学(CEU)が中枢となって続きますが、年度によってモビリティが異なります。 2025年度入学者(プログラム参加者)については「TUFS→CEU→OSA(オープンソサエティ?アーカイヴ)→TUFS」 2026年度以降は、NOVA(新リスボン大学)やLMU(ミュンヘン大学)とも連携したプログラムをエラスムスに申請中です。    

中央ヨーロッパ大学(CEU) Central European University

 ブダペシュト(ハンガリー)/ ウィーン(オーストリア)

1991年に投資家ジョージ?ソロス氏によって創立された英語で教育を行う大学院大学。ハンガリーとオーストリアにキャンパスを擁するが、両国のみならず、米国からも高等教育機関としての認可を受けており、欧米を中心に世界各地から多様な学生が15学科に集まる。歴史研究科(Department of History)は、近世から21世紀までの中欧、南東欧、東欧、東地中海、中東の歴史への優れた研究拠点のひとつとなっており、これらの歴史を他のヨーロッパや世界の地域との対話に置きつつ、比較史の視点にも積極的に取り組む。大学および研究科全体が、社会的、政治的な解放や権限付与の方法として、歴史に関する知見の分析、生産、普及に社会的に関わることを進めている。本プログラムでは、コンソーシアム全体の調整機関の役割も担う。

フィレンツェ大学(UniFI) Università degli Studi di Firenze

 フィレンツェ(イタリア)

大学の起源は中世まで遡る。そのなかで、歴史?考古学?地理学?芸術?演劇研究科(Department of History, Archeology, Arts and Performing Arts –SAGAS)は、文化遺産の研究に関わる多様な学問分野を集める。SAGASの教育プログラムは、歴史学、地理学、都市人類学が溶け合った独特の学際性をもち、それはこの都市自体の豊かなその土地の歴史を土台にしている。

新リスボン大学(NOVA) Universidade NOVA de Lisboa

 リスボン(ポルトガル)

大学は1973年に設立され、比較的新しい。そのうち社会科学人文学研究科(NOVA School of Social Sciences and Humanities -NOVA FCSH)は、「民主化」後まもなくの1977年、新たな社会に向けた学術的貢献を使命に創設された。FCSHは、教育と研究の間の密接な統合を推進する学際的な研究科である。例えば近年、デジタル人文学ラボが設置され、デジタル技術を人文学研究に応用するための技術的、方法論的な解決策を発展させるサービスや訓練を提供する。

フランス国立東洋言語文化大学(INALCO) Institut National des Langues et Civilisations Orientales

 パリ(フランス) 1699年以来の歴史をもつ国立の高等教育研究機関。非西欧地域の言語と文明を専門にしており、全大陸からの100の諸言語の研究と、各国の地理、歴史、機関、政治?経済?社会生活に関する教育と研究を組み合わせる。研究チームは、多様な地域を扱っており、とくに中東、アフリカ、中国、日本、東南アジア、ユーラシアに強みをもつほか、メディア研究、文学と口述、言語アイデンティティ、文化遺産のようなテーマ領域も特色である。本プログラムにはアソシエート?パートナー機関として参加する。

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